2023-01-01から1年間の記事一覧
夏の終わりに無事に孵化したメダカは9匹ほどだった。私の過保護?で産卵の度に母メダカを産室瓶に移動させ、卵を放した後、また水槽に戻したり、それを毎日何日も繰り返したせいか、 母メダカは水槽から姿を消してしまった。 その代わりに新しい命が生まれた…
稲で模様を作る田んぼアートというものを見てきた。 そこは古代蓮が名物の公園で、周囲には広い田園が広がっている。田んぼアートとしてはギネス記録も持っているらしい。 公園の古代蓮会館にはシンボルタワーがあり、400円也を払って入場すれば、田んぼアー…
車で3時間かかる場所に友人を案内し、とても喜んでもらった。 先日、そのお礼に食事をご馳走してくれた。嬉しいことにお店は前から気になっていた懐石料理店だ。 私は誰かと一緒に遠出した場合、往復とも自分が運転したとしても燃料費は必ず折半する。計算…
何年ぶりだろうか?自分のために新発売の敷布団を買った。それは、ウレタンで作られた高反発の布団で、たたむと壁に立てかけておくほどコンパクトで使い勝手の良いものだ。 とても眠りが浅く、トイレに行きたくなったり、ちょっとした物音一つでも目が覚めて…
買い置きしていた10キロ入りの白米に虫が発生していた。いつものようにストックの米袋の封を切ったところ、いきなり羽のある虫が飛び出したのである。 虫が1匹いるとなると、米袋の中は無数の虫の卵や幼虫がいるはずだ。案の定、お米が所々にくっついていて…
今年もヘチマを緑のカーテンにした。 どうやらわが家には合っているようで、 何年も続けてきたゴーヤと比べると収量が多い。 ヘチマは束子と化粧水を作るために育てているけれど、 若い実は料理にしても美味しい。 今年は採り頃を逸し、 食用にと切った実は…
出先で時間がとれたので、近くの山を歩いてきた。 前日、友人に連絡したら同行してくれるという。 行先はひと昔前に1度だけ歩いている山にした。 あの時は時間の計算を甘く見て、 お昼近くに登山口を出発したので、 車道に出たのは真っ暗になってからだった…
最近知り合った公民館活動の仲間の人と尾瀬へのハイキングに出かけた。ハイキングとはいえアプローチは車で家から3時間、早朝に発てば日帰りもできるけれど、無理のないよう車中泊して二日がかりの山旅とした。 彼女は毎日のように地域の公民館活動でスポー…
メダカがお腹に卵をぶら下げているのを見つけたのは、長い留守をして帰宅した翌日のことだった。水槽に6匹いた中の一匹がどうやら産卵時期に達したらしい。いつから産み始めたのだろうか? 去年は9月に卵を抱え始め、親メダカは驚くことに一月以上も毎朝卵…
朝早くに目が覚めた時は近所を散歩してくることにした。この頃は日が短くなって日の出も遅く、五時になっても真っ暗なので懐中電灯を持って歩く。首にはタオルを巻いて、泥棒に間違われないように工夫して歩く。 最近は我が家周辺にも泥棒が入り、前の家など…
大雨の降る日、友人を大型店に誘って外食した。待ち合わせしたのがお昼なのに、食事を食べ終わって満腹になった私たちは、それから一時間程お喋りして長居してしまった。 外は台風の大雨で散歩もできない。私の案で食事の後はジムへ寄ることにした。友人はそ…
水辺公園を散歩していた時、遊歩道に何か動くものがいた。良く見るとエビのような形をした甲殻類だ。外来種として危険視されているザリガニだろうか。 私が通ろうとすると、音まで立てて両腕を大きく開き威嚇してくる。相手から見ると私は巨大な怪物に見えて…
お隣さんにイチジクをもらったので、 氷とイチジクをフードプロセッサーの中に入れてスムージーにした。 このフードプロセッサーは小型で使いやすく、 かき氷ができるので重宝している。 機械が砕くのだからどんな果物でも簡単にできる。 暑くてどうにかなり…
夜明け前に起きたので散歩に出ることにした。 この夏はずっと家を離れて遠くに行っていたから、ここを歩くのは二か月ぶりだった。 家から住宅地を抜け20分ほど歩くと、 良く刈り込まれた芝生の続く広い水辺公園の入り口に着く。 ここは水辺には木々も多く、…
二階の屋根からベランダに鳥の糞が落ちて気になっていた。 その黒い糞は近くの空を飛び回っているカラスか鳩のどちらかの仕業だと思う。 糞に詳しくないのでどっちかは分からない。 拭き取っても拭き取っても翌日は元の木阿弥で、 毎朝新しい糞が落ちていて…
庭の家庭菜園が荒れ放題になっていて、 大事に育てていたトマトやナスは、 ただでさえこの夏の異常な高温と日照りのせいで生育が悪いのに、 雑草に覆われて見るも無残な姿を呈している。 5本も植えていたオクラの木は花も咲かなかったようだ。 ナスは秋ナス…
新神戸で新幹線を途中下車したのは、 六甲山系を少しでも体験したかったからだった。 とはいえ、突然思いついたことで事前調べを全くしていない。 頼りにしたのは六甲山ナビというホームページの記事のみだった。 ホテルが三宮だったので、入山する駅は一つ…
長かった夏の旅は行きは飛行機だったが、 帰る日を自由にしたいためにあえて鉄道にした。 往復切符を買わなかったのは久しぶりのことだった。 記憶に強く残すためには、18切符を買い、 それこそ普通列車を乗り継いで行くべきだけれど、 とても疲れていたの…
旅先での一度目の温泉体験は、世界遺産の見える海岸にあった。 源泉は炭酸泉で体温より低いから沸かし湯だった。 二度目の温泉は日本一高い105度の源泉を誇る小浜温泉である。 ここは湯の湧出量も日本一と言われ、 海岸に面して立ち並ぶ建物の合間のあち…
旅の初めの飛行機でのこと。 コロナの呪縛が解けたせいか、羽田発の国内線は混み合っていた。 私はLCCソラシドの格安チケットで、 機内に入ると予想通り満席だった。 私が3列シートの内側に座った後、隣の客がそれぞれやってきた。 その内のひとりは親切に私…
久しぶりに会った従妹がお昼をご馳走してくれた。 それはちょっと贅沢したい日やハレの日などに料亭で食べる料理で、 海のもの山のもの、そして、当地独特の歴史が作り上げた和と中華、 西洋料理などが合わさり、一つの体系として出来上がっている。 いわゆ…
今日は半島の岬近くにある温泉に出かけてきた。去年の冬にも同じところに行ったのだけれど、冷たい雨が強い海風とともに襲いかかり、車外に出るにも苦労したものだった。 すぐ向こうの海上には、半世紀ほど前に住民に棄てられた海底炭鉱の島が軍艦のように浮…
この町の送り盆はけたたましい爆竹や銅鑼の音、 船を運ぶ男たちの声、ごった返す見物客の歓声、 それらが入り混じってまさにカオスの渦に巻き込まれたようになる。 坂道のあちこちから特別にしつらえた精霊船が、 ぞろぞろと繰り出し、カンカンという銅鑼の…
今日はこちらへ来て初めてのお墓参りをしてきた。 集まったのは私の父方の親せきでたったの5人。 最近は墓じまいをして納骨堂に移す家が多いらしく、 お墓もさながら地方都市みたいに空き家だらけだ。 それでも若い人が来ているお墓もあって、 見渡すと一族…
うねうねと細い曲線を細かく描いて続く、海辺の道を走っていたら、 どうしても海にもっと近づきたい衝動に駆られた。 車一台止めることのできるスペースを探して、 肩ほどの高さの堤防に設けられた狭い切り込み口に走った。 ここは内海なので波も穏やかで、 …
旅先ではお昼の食事は外食ばかり。 外食はどうしても栄養がかたより、特に野菜類が不足になる。。 でも、繁華街の雑居ビルの地下にある今日入った店は、 どうやらこの地方のチェーン店らしいのだが良心的だった。 そこには平日用の日替わりランチというもの…
料理屋に行く場合、期待するのはいつもと変わらない味だ。 この町へきて毎回みんなで最初に集まるのは、 期待できる同じメニューが出るレトロな料亭である。 そこは由緒あるお墓の連なる寺町を少し下ったところにあり、 建物の内部は外観と変わらず昭和その…
今日は車に乗って半島巡りをした。 紺碧の空のもと、更に青い海がいっそうのギラギラ感を増す。 何しろ今年の夏は異常に熱いのだ。 暑いというより熱いのである。 そこで訪れたのが鍾乳洞だった。 ここは日本でも希少な鍾乳洞で昭和三年に発見された。 天然…
久しぶりに飛行機に乗ることになった。 チケットは三か月前に買っていたLCCのソラシドエアのものだった。 こうした格安航空券は正規の運賃よりかなり安く、 早めに買った方がより得だけれど、 その分リスクも多く、 天候不順での変更や急用などでの変更がき…
山から下って川沿いの道を歩いていた時、 濃い緑の小さな実をつけた柚子の木があった。 よく見ると川向こうの下草に覆われた土地には、 大きな柚子の木がまるでジャングルのように何本もあった。 青い柚子は柚子トウガラシの原料だ。 私は友達に枝を手繰り寄…