今日は人生初めての日だったなんて

好奇心がある限り心を文字で表すことは大切です。日記を書きます。

旅先で知り合った女性と再会

北海道で函館山の夜景を案内してくれた親切な女性と、 何と帰ってからほんの10日後辺りに再開することになった。 余りにもすぐなのでとても驚いたけれど、 彼女は前々から上京する予定で、用がない1日を使い、 私の住む町へわざわざ来てくれたのだ。 これだ…

焦げたへらに素敵なガーデニングのあった家を思い出す

洗濯ものを片づけに二階に行っていたら、 何やら焚火の匂いが部屋に漂って来た。 近くの農家がわらでも燃やしているのだろうか、 でも、窓も開けてもいないのにと不思議に思い、 下へ降りたら居間はもっと強い匂いがした。 キッチンを見ると、煮物を温め直す…

夜明け前のウォーキングの魅力

夜明けが遅くなったので、夏の間やめていた散歩をするようになった。 なぜ暗い中が良いのかというと、 明るいと車も多いし、何より世間が見えてそのせいで心が散漫になる。 また、本当の黎明というものの凛とした美しさにも触れることができない。 身の引き…

ひとりで散策する楽しさ

函館の旅④ 函館の旅の1日目は函館山を歩いて登り、 夜景を見物するために暗くなるのを待ってバスで往復してきた。 二日目は幸い天気も良く、 予定通りレンタカーで調べていた恵山という山に登った。 さて、3日目だがこの日の朝ごはんは、 駅から歩いてすぐの…

空の太陽と海の太陽が眩しすぎて恐ろしかった運転

函館の旅④ 標準時間の倍近くかかってゴロゴロとした火山岩の恵山を下りた。その途中、足元の赤い岩の間から熱い湯気が噴き出している箇所が幾つかあり、活火山を歩いているのだなと実感。 車に乗せてあげたひとり旅の若い女性は、山頂で私たちを長いこと待っ…

旅人を拾い、恵山を一緒に歩く

函館の旅③ 2日目のこの日の目的はこの地の山に登ることだった。 事前に無理なく日帰りハイキングが出来る山を探していたら、 恵山という噴煙を上げる活火山がとても興味を引いた。 ただそこに行くにはホテルから函館駅に列車で移動し、 始発のバスに乗り、4…

旅は道連れ、世は情け

函館の旅② 新函館駅から函館までは既存の在来線に乗り継がなければならない。 事前に調べた情報では半時間もかからず便も多いので、 ホテルは新幹線の駅にしておいた。 ホテルは日替わりで選べるのだが毎日荷物を移動するのは不便だ。 通勤電車のような車内…

いよいよ函館の旅が始まった

函館の旅① 北海道旅行の初日、朝一番で近くの駅から電車に乗り込む。あいにく外は雨が降っていたが、北の方はまだ数日晴れが続く予報だった。 1駅目で友達と落ちあい新幹線駅へ向かう。そこまではそれほど遠くない距離なのだが、鉄道を使うとなると地方の支…

北海道新幹線に初めて乗ることになった

北海道に新幹線を利用して行くことになった。それはたまたま新聞で見た旅行会社の広告で見つけたものだった。3泊4日のホテル付フリープランだった。ホテルと電車以外は全て個人旅と同じである。 旅は団体ではなく個人旅行が好きだけど、ホテルを選んだりす…

青春18切符はもうないのと同じ

青春18切符がすっかり様変わりして、名称だけ留めて今までのものとは全く異なった切符になってしまった。公共交通機関であるJRの企画担当者は利用者の現状を全く知らず、自動化優先、改札駅員の利便さしか考えてないのだろう。 これまでは1枚の切符を買うと…

小骨が喉に刺さって高価な朝食となる

スーパーの鮮魚コーナーに新鮮なイトヨリが売られていた。淡いピンクに黄色い線が特徴のこの美しい魚は、西の方では良く見るけれど、関東地方ではあまり見かけない。 小さい頃、よく食べていたので懐かしく、早速買ってきて翌日の朝に塩焼きにした。甘い白身…

アジアの店でスパイスを買う

カレーを作る時、使うのは何種類かの香辛料だ。クミンやコリアンダー、ターメリック、グラムマサラ等々、それらの大袋をアジアのお店で安価に買っている。 ジャムやニンニク、ショウガなどの隠し味的なものと合わせると、スパイスは10種以上は入れていると思…

原始性を求めて山へ行くのに

山仲間から電話があり、とある山での体験話をしてくれた。彼女たちの登山経験は豊富で、その殆どが重たい荷を背負ったテント泊である。その日は一泊二日の山旅だった。 今回はどうしても行程の都合で、山小屋のテン場(指定されたテントを張る有料の場所)を使…

菜切り包丁は素晴らしい

料理をする時、私が主に使うのは菜切り包丁である。菜切り包丁は長方形で先は尖っていないけれど、ジャガイモの芽を取って皮を剥いたり、厚い白菜を切ったり、繊細なキャベツの千切りなど大抵のことができる。 先の尖った万能包丁は元が厚くなっているので、…

ヒヨコの餌づくりに追われる毎日だけれど

生後すぐの可愛らしいヒヨコを飼ってからというもの、 毎日毎日餌作りに追われている。 掌に乗るほど小さなヒヨコの時期は、 朝から暗くなるまでピヨピヨと鳴いて四六時中餌を突っついていた。 その旺盛な食欲は二か月過ぎた幼鳥の今も同じで、 朝にたくさん…

大きなマグロを釣った人からお刺身のお裾分け

友人の夫さんが相模湾で大きなマグロを釣ってきたという。 どうやら一生に一度も遭遇しないような大物だったらしい。 彼は自宅から深夜に出発し、高速を飛ばし、 船宿の駐車場で仮眠して暗いうちに海に出たという。 今までは大きなマグロが当たっても、 引っ…

知らない人に気軽に頼めなくなった

長い列車旅の帰り道、上野公園で少し休もうと思って途中下車した。この時は荷物を宅急便で送らず、ガラガラと引いて歩いていた。構内はインバウンドの人たちでごった返している。さすが天下の上野のいつもの光景である。 身軽になりたいので駅のコインロッカ…

立ち食いソバ屋に寄れなかった

列車の旅をすると、ホームに立ち食いソバのお店を見かけることがある。以前はちよっとした駅には必ずのようにあったけれど、最近はかなり減ったような気がする。 もっとも普段は電車など利用しないからそう思うのだろうけれど、あの独特なホームに漂う暖かな…

カツライスと卓球と偶然と必然

雨模様の日本海の潮風に打たれ、美保関から同じバスに乗り継いで松江に戻った。ここも私にとって訪れるのは生まれて初めての町だ。 町というより松江市は島根県の県庁所在地で、人口は20万近くもあり、山陰地方では最も開けた場所だろう。ビルがたくさん建っ…

雨の中、美保関までバスをつないで行く

山陰の旅の二日目はあいにくの雨だった。 通りに掲げられた神在月と書かれた幟は風に揺れ、 祭りを示す半紙の御幣も縄に結ばれ濡れている。 私は旅先では雨に当たることは滅多にない。 雨の日に歩くのは好きではない。 でも、ここまでせっかく来たのだから、…

やくもに乗って山陰へ

山陰地方を旅してきた。関東から山陰はとても遠い。新幹線で岡山まで行き、そこから特急に乗り換え、倉敷を通って、出雲市まで行った。 その路線は伯備線と言って、 私はそのはくびという読み方も知らなかった。岡山からは新型車両に生まれ変わったという「…

ウインドウズサポートセンターを名乗った詐欺

パソコンのネットで調べ物をしていたら突然ピーと大きな音が出て、 Windowsファイアウォールとか書かれて、 「トロイの木馬型スパイウェアに感染している」という画面が出た。 大きな警告音と共に女性の自動音声が、 今すぐにWindowsサポートに電話するよう…

ヒヨコにオンブバッタ

テラスに住むヒヨコさんたちのおやつのために、毎日何度も、おそらく5、6回ほどか、庭のタンポポやカタバミを採っている。 ヒヨコは小松菜がとても大好きだけれど、一束200円近くしてせいぜい週に一度ほどしか上げられない。配合飼料はベースの食べ物だけれ…

尾根を間違え引き返した里山

先日、友達と小さな山を歩いた時、 あまり山に慣れていない彼女に帰りの道を先導してもらうことにした。 彼女は競技的なスポーツは好きだけれど、 淡々とした山歩きはそんなに好きなわけでなく、 ただ漫然と運動のためと私について歩く。 そのため、私のよう…

ホテルのような部屋に案内されて

隣の町で用があって、その帰りに仲間の家に寄った。 彼女は趣味の会に新しく入って来た人で、 なぜか初対面から何となく心を通わせられるような雰囲気がした。 その後、週に一度、3月間ほどの付き合いが続いていた。 付き合いといっても趣味の会の場所でだけ…

こんな暑い日に山歩きだなんて私はおかしい

今年の夏の暑さは九月半ばになっても一向に衰えず、恐ろしいほど汗が吹き出る日が続いている。そんな中、友達を誘って小一時間ほど車で走った場所にある里山を歩いて来た。往復4時間ぐらいで300mほどの小さな山だ。 先月にもその友達と同じような標高の低山…

壁掛け時計作りに挑んで

電波時計が壊れてしまった。 電波時計とは電波で秒まで正確に修正し、 電池が切れても、スイッチが入った途端に正しい時刻に早回りするらしい。 電波は調べてみると標準電波とやらで、 内蔵されたアンテナがそれを受診するらしい。、 携帯の電波あたりは何と…

猛暑の中で彼岸花が咲いていた

今日は近所の友人といつもの水辺公園を歩いて来た。早朝でも部屋の温度が30度もあった。湿度も80%に近い。 暑さに慣れというものはないようで、とにかく誰と会っても「暑い、暑い、どうしたのこの暑さ」と、最初の挨拶が暑さを嘆く言葉になる。 散歩は日中…

長靴でヒヨコを踏んでしまった

段ボールの中だけで暮らすヒヨコ達が気の毒で、庭仕事をしている間、土の上で遊ばせていたら、大変な事件が起きた。 作業を終え彼らを家に戻そうとした時、3匹目のヒヨコを長靴で踏んでしまったのだ。私が足を上げた時に、そのヒヨコが運悪く私の足元に走っ…

ますます加速する温暖化?

今年も夏の暑さは尋常ではなく、 一日中全身が汗でべたついて不快極まりない。 クーラーなしで過ごせたわが家も、ついに朝からつける羽目になった。 逃れようのない熱波から逃れる唯一の手段がテクノロジーの力とは。 その力はますます温暖化を加速させる。 …