2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年も一年が経ってしまった。 あっという間に365日が過ぎ去っていったのだ。 古代の人は星を見て観察するうちに、 自分のいる地も一つの星だということを知った。 こんな壮大な大地があまたの星や月、太陽などと同じように、 空に浮いていると知った時の衝…
日本は狭いと言っても西から東へと縦に長いので、 様々な文化が違いとても面白い。 どこの国もそうなのかは知らないけれど、 西と東の境目あたりから食べ物の味付けなどもかなり異なる。 例えばおうどんなどの汁は関東では醤油の濃い色だけれど、 関西から向…
旅の最後の夜はリムジンバスが止まる便利なホテルにした。 このホテルには何度か泊っていて、予約は電話なのだけれど、 今回は○○トラベルというネット経由でやってみた。 この日まではほとんどのホテルに空きがなかったけれど、 クリスマスを過ぎたのでどう…
牡蠣小屋体験の後、強く勧められてとある観光地を訪れた。 そこは日本三大稲荷と言われる大きな神社で、 奥の院まで上がっていく間に由緒ある建築物があった。 日本三大と呼ばれるように確かに規模も大きく、 東照宮に似た華やかな本殿は圧巻だったし、 古び…
生まれて初めて牡蠣小屋体験をした。 牡蠣小屋では店頭で殻付きの生牡蠣を買って、 そこにある囲炉裏のような場所で焼いて食べることができる。 そのあたりは海沿いの道に牡蠣小屋が立ち並び、 牡蠣小屋街道とも呼ばれているようだった。 道の駅もたくさんの…
クワトロ・ラガッティの一人である中浦ジュリアン。 先日、冷たい雨の中を訪れた中浦の集落で、 その苔むした坂の上に彼の記念館を見つけた。 以前、ローマを旅した時、天正遣欧使節団のことが気になって、 しばらくそれについて調べたりしたことがあった。 …
ここは生まれ故郷だというのにすっかり町は変わってしまい、 ランドマーク的な建物も敷地そのものが造成し直され、 私には主要道さえも分からなくなってしまった。 子供の頃に歩いて行った高台の名所に行きたくて、 学校の辺りまでやって来ると、 ランドセル…
旅先で銭湯に行ってきた。 そこは観光名所のはす前にあってかなり古くから続いている。 建物も昭和の感じがして今や近代化遺産になりそうだ。 暖簾をくぐると感じの良いおばさんが番台に座っていて、 「いらっしゃいませ」と明るく声かける。 番台は男湯と女…
時間の長さは決まっているけれど、 人間はその時の状況で長さの感じ方が変わる。 これが顕著に感じられるのが山を登っている時だ。 この日の山は2キロほどの道のりなのに全く地理感のない場所だったから、 尾根の空に届くまで永遠に感じるほど長く感じられた…
初めての山にひとりで登ってきた。 予定を立てるのがとても下手な私はいつも地図を用意しない。 今回の山は旅先の都市の最高峰とあるけれど、 標高はたかだか500メートルほどである。 前日にネットでバス停を調べ地図を頭に入れておいた。 バスは市の中心部…
老女の家にはテレビがない。 大分前に壊れたから捨てたという。 少しボケが来ているせいもあり、 何度か来た視聴料の請求書は捨てていた。 それが、先日5万円ほどの請求書がまた送られてきたという。 請求書は7年分の料金だった。 相談されたのでかの公共…
いつもの散歩道を歩いていたら、 前に2度ほどあったことのある女性が上から降りてきた。 ちょうど私も頂上でお参りして下るところだったので、 一緒に降りようと言うと、彼女は別のところから上がってきたという。 その分岐は私も散歩のたびに気になってい…
来週は出かける予定があるのになぜか用意がなかなかできない。 最近は山に行く場合でもこんな風に準備に手間取ってしまう。 今回は山の道具も必要なため、荷物が多く、 電車に乗ったり飛行機に乗ったりするので、 そのことも準備を難しくしている。 出先で山…
時代の流れとともにあらゆるもののパラダイムが変わってしまった。 昔から行われていた伝統的なしきたりなども簡便なものになっていく。 この時期で言えば、例えば年賀状の用意などもやらなくなった人が多いと思う。 私ももう何年も前から年賀状は来た人だけ…
- 所用があって市役所へ出かけてきた。 ひっそりとした感じしかなかった薄暗いロビーが、 何やら人でいっぱいになって熱気がムンムンしている。 どうやらマイナンバーカード関係の人込みらしかった。 私がロビーの椅子に座っていると、 高齢の男性がふらつく…