買い置きしていた10キロ入りの白米に虫が発生していた。
いつものようにストックの米袋の封を切ったところ、
いきなり羽のある虫が飛び出したのである。
虫が1匹いるとなると、米袋の中は無数の虫の卵や幼虫がいるはずだ。
案の定、お米が所々にくっついていて変なだまになり、
どうやらそこに幼虫がいるらしいこと間違いない。
虫を一目で見ただけでもう食料としてとても使う気にはなれない。
このお米は精米月を見たら7月の中旬だから、
ちょうど2か月が経ったことになる。
暑い最中に保存されていたのである。
お米は年に一度しか取れない保存穀物だし、
精米され袋詰めされたお米に虫が湧くとは思わなかった。
その分、薬も入っていないということなのか。
念のためこのお米を買ったお店に問い合わせると、
責任者が言うには精米後ひと月以内に食べたほうが良いという。
お米の袋には微小な穴が開いていて、
そこからこの暑さで虫が侵入したらしい。
お米のビニール袋に穴が開いているなど知らなかった。
勿体ないけれど、そのお米は捨てるしかない。
それでがっかりしていたら、
何と今度はパン用の小麦粉がやられているではないか。
やっと涼しくなったのでパンを焼こうと思ったらお米と同じ有様だった。
この夏の恐ろしい酷暑はわが家の台所も直撃したことになる。
ウクライナの穀物倉庫はロシアのミサイル攻撃もさることながら、
この酷暑で大丈夫だったろうか?
心配になった。