
吹奏楽コンクールを聴くために、
京王線に乗って府中市にあるコンサートホールに行って来た。
新宿から京王線に乗るのは滅多にないので、
工事中で分かりにくなった巨大駅はすます分かりづらく、
人波に押されるようにやっとのことでホームに着いた。
その電車の車内でのこと、
席は当然満席で、私は列の中ほどで吊革につかまって立っていた。
目の前には中国語を話す3人連れの男性が座っている。
別に強面の雰囲気もなく普通の感じだ。
しかし、声が大きすぎる。
途切れなく続くその話声は静かな車内に響き、
言葉が分からないだけにうるさくてしようがなかった。
他の客たちはジーッと何もしゃべらずスマフォを見ている。
とても気に障ってイライラしていたら、
左端の男性がいきなり更に大きな声でしゃべり始めた。
誰かと会話しているらしく宙を見て笑ったりしている。
よく見ると耳にはイヤフォンをしているので、
誰かから電話がかかってきたようだ。
当人はマイク付きのイヤフォンの声に、
大声で答えているのが普通なのだろうが、
満員電車の中でよくもまあこんな行為ができたものだと私は呆れた。
よほど注意しようかと思った。
でも、やたらそんなことをすると何をされるか分からない。
おそらくその行為を不愉快に思っている人も、
それが恐くて我慢しているに違いない。
駅に着き発車するたびに車内アナウンスが、
「携帯電話はマナーモードにしてください」と言う。
そんなこと関係なくあの人たちは3人だけで社会が成り立ち、
人がどう思うなど考えることがないのだ。
良識ある外国人がこうした人のために生きづらくなっているのは悲しい。
また私たち日本人がこんな彼らを全体で捉え、
バイアスをかけて見てしまいがちになるのも悲しい。










