今日は人生初めての日だったなんて

好奇心がある限り心を文字で表すことは大切です。日記を書きます。

お出かけ

ひとりで散策する楽しさ

函館の旅④ 函館の旅の1日目は函館山を歩いて登り、 夜景を見物するために暗くなるのを待ってバスで往復してきた。 二日目は幸い天気も良く、 予定通りレンタカーで調べていた恵山という山に登った。 さて、3日目だがこの日の朝ごはんは、 駅から歩いてすぐの…

空の太陽と海の太陽が眩しすぎて恐ろしかった運転

函館の旅④ 標準時間の倍近くかかってゴロゴロとした火山岩の恵山を下りた。その途中、足元の赤い岩の間から熱い湯気が噴き出している箇所が幾つかあり、活火山を歩いているのだなと実感。 車に乗せてあげたひとり旅の若い女性は、山頂で私たちを長いこと待っ…

旅人を拾い、恵山を一緒に歩く

函館の旅③ 2日目のこの日の目的はこの地の山に登ることだった。 事前に無理なく日帰りハイキングが出来る山を探していたら、 恵山という噴煙を上げる活火山がとても興味を引いた。 ただそこに行くにはホテルから函館駅に列車で移動し、 始発のバスに乗り、4…

いよいよ函館の旅が始まった

函館の旅① 北海道旅行の初日、朝一番で近くの駅から電車に乗り込む。あいにく外は雨が降っていたが、北の方はまだ数日晴れが続く予報だった。 1駅目で友達と落ちあい新幹線駅へ向かう。そこまではそれほど遠くない距離なのだが、鉄道を使うとなると地方の支…

北海道新幹線に初めて乗ることになった

北海道に新幹線を利用して行くことになった。それはたまたま新聞で見た旅行会社の広告で見つけたものだった。3泊4日のホテル付フリープランだった。ホテルと電車以外は全て個人旅と同じである。 旅は団体ではなく個人旅行が好きだけど、ホテルを選んだりす…

青春18切符はもうないのと同じ

青春18切符がすっかり様変わりして、名称だけ留めて今までのものとは全く異なった切符になってしまった。公共交通機関であるJRの企画担当者は利用者の現状を全く知らず、自動化優先、改札駅員の利便さしか考えてないのだろう。 これまでは1枚の切符を買うと…

立ち食いソバ屋に寄れなかった

列車の旅をすると、ホームに立ち食いソバのお店を見かけることがある。以前はちよっとした駅には必ずのようにあったけれど、最近はかなり減ったような気がする。 もっとも普段は電車など利用しないからそう思うのだろうけれど、あの独特なホームに漂う暖かな…

カツライスと卓球と偶然と必然

雨模様の日本海の潮風に打たれ、美保関から同じバスに乗り継いで松江に戻った。ここも私にとって訪れるのは生まれて初めての町だ。 町というより松江市は島根県の県庁所在地で、人口は20万近くもあり、山陰地方では最も開けた場所だろう。ビルがたくさん建っ…

雨の中、美保関までバスをつないで行く

山陰の旅の二日目はあいにくの雨だった。 通りに掲げられた神在月と書かれた幟は風に揺れ、 祭りを示す半紙の御幣も縄に結ばれ濡れている。 私は旅先では雨に当たることは滅多にない。 雨の日に歩くのは好きではない。 でも、ここまでせっかく来たのだから、…

やくもに乗って山陰へ

山陰地方を旅してきた。関東から山陰はとても遠い。新幹線で岡山まで行き、そこから特急に乗り換え、倉敷を通って、出雲市まで行った。 その路線は伯備線と言って、 私はそのはくびという読み方も知らなかった。岡山からは新型車両に生まれ変わったという「…

格安バス旅④

一時間ほどの工場見学を終え、バスは再び高速道路を経て、お昼を用意される料理店のある都心に戻った。 昼食だというのにすでに3時を過ぎている。 案内された小さな店には、人数分の食事がすぐに大皿にて用意された。 それらを白い小皿に取り分ける。 おか…

格安バス旅体験③

案内されたお店には高価な白いソファが並べられていた。その数はバス旅の乗客の分があって、私たちの前にも別のツアー客があったようだ。 最初に健康についての話があり、ここで取り扱っている商品がいかに身体に良いかとの説明があった。案内の女性は明るく…

格安バス旅体験②

バスは上野に着くまでどこかのパーキングエリアに寄った。15分ほどのトイレ休憩だ。私は滅多に高速を利用しないので、そこは初めての場所だった。知らない場所に降り立つのは少し非日常の体験になる。 機能的で清潔なトイレや案内所があって、室内には子供た…

格安バス旅体験①

レンタルビデオ店で作った会員カード会社から、『日帰りバス旅応募はがき』というものが送られてきた。カラーで印刷されたその内容は、応募申し込みをすれば、本人は何と無料で、同伴者は6000円で参加することができるとなっている。 こうした応募バス旅は、…

大井川にかかる長い木の橋

東海道中で最も難所といえば大井川だろう。この川には橋がなく道中の客は、人力に頼るしかなかった。 そもそも橋がないのは度重なる洪水のためもあるが、江戸幕府の防衛上、敵の侵入を防ぐ理由もあった。相当な人数が西から東、東から西へと移動していたので…

線状降水帯の最中に旅をした

朝から大雨が降っていた。 駅まで行く間、歩道には靴が浸かるほど水が溜まり、 車道からは水しぶき烈しくズボンに降りかかる。 折りたたみ傘が飛ばされないようしっかりつかんで歩かねば進めない。少し前に隣の市が線状降水帯に覆われたらしく、 そんな中で…

肩身の狭い普通電車利用者

新幹線を使わずに在来線の普通電車でとある地方都市まで行った。 わが家からは200キロ以上離れたところだ、 駅で切符を買おうとしたらやり方が分からなかったので、 駅員さんに尋ねにいった。 すると、数台ある券売機の中で紫色のもので買うように言われた。…

名物を食べるということ

旅をすると、どうしてもその地ならではの名物を食べてみたい。 例えば四国は香川県の讃岐うどん、 三重県の伊勢うどんや山梨のほうとう等々、 細長い地理の日本には麺類だけでも数えきれないほどある。 今回の名古屋ではもちろん名物のきしめんを食べたかっ…

ひとり旅の美しい少年に魅せられて

電車に乗っていたら小学生の男の子が隣に座った。 驚いたことに私の隣の席は数人分空いていたのに、 その子は座る前に「座ってよいですか?」と私に断ったのだった。 何て礼儀正しい子供なのだろう。 大人だってたまには軽く会釈をする人があっても、 座る時…

せっかくの飲み鉄が言葉の力に負ける

先日の伊豆への山旅で、 帰りに買ったいつもの鯵寿司が今回はあまり美味しく感じられなかった。 その理由は一緒に旅した友達が電車の中で一口食べるなり、 「まずい!」と声を上げたせいもあるようだ。 東海道線は私の生活圏から遠く離れていて、 そこで得ら…

LRT乗車と餃子

栃木県の宇都宮市に軌道が新しくできたというので、観光を兼ねて乗ってきた。それはいわゆる都市部を走る路面電車ではなく、郊外と駅を結ぶトラムだった。 ライトレールとは大量の客を運ぶ地下鉄などと違い、路面電車との中間に位置されていて、一日の乗客数…

一陽来復を信じたいのに

anzufig.hatenablog.com 元旦に東海道の列車の中から、太平洋から昇った初日に照らされて輝く富士を見た。雲一つ、そして、風もない穏やかな新年だった。 何て幸先の良いスタートだろう。今年こそ世界のあちこちで起きている戦争も終わって、素晴らしい年に…

「翔んで埼玉」田んぼアートを見てきた

稲で模様を作る田んぼアートというものを見てきた。 そこは古代蓮が名物の公園で、周囲には広い田園が広がっている。田んぼアートとしてはギネス記録も持っているらしい。 公園の古代蓮会館にはシンボルタワーがあり、400円也を払って入場すれば、田んぼアー…

旅の帰りは空ではなく陸路

長かった夏の旅は行きは飛行機だったが、 帰る日を自由にしたいためにあえて鉄道にした。 往復切符を買わなかったのは久しぶりのことだった。 記憶に強く残すためには、18切符を買い、 それこそ普通列車を乗り継いで行くべきだけれど、 とても疲れていたの…

小浜温泉、西方浄土に沈む夕日

旅先での一度目の温泉体験は、世界遺産の見える海岸にあった。 源泉は炭酸泉で体温より低いから沸かし湯だった。 二度目の温泉は日本一高い105度の源泉を誇る小浜温泉である。 ここは湯の湧出量も日本一と言われ、 海岸に面して立ち並ぶ建物の合間のあち…

精霊流しはやっぱり楽しい送り盆

この町の送り盆はけたたましい爆竹や銅鑼の音、 船を運ぶ男たちの声、ごった返す見物客の歓声、 それらが入り混じってまさにカオスの渦に巻き込まれたようになる。 坂道のあちこちから特別にしつらえた精霊船が、 ぞろぞろと繰り出し、カンカンという銅鑼の…

お盆のお墓参り

今日はこちらへ来て初めてのお墓参りをしてきた。 集まったのは私の父方の親せきでたったの5人。 最近は墓じまいをして納骨堂に移す家が多いらしく、 お墓もさながら地方都市みたいに空き家だらけだ。 それでも若い人が来ているお墓もあって、 見渡すと一族…

三角ミナを取ってみたけれど

うねうねと細い曲線を細かく描いて続く、海辺の道を走っていたら、 どうしても海にもっと近づきたい衝動に駆られた。 車一台止めることのできるスペースを探して、 肩ほどの高さの堤防に設けられた狭い切り込み口に走った。 ここは内海なので波も穏やかで、 …

鍾乳洞見学はは真夏に最高

今日は車に乗って半島巡りをした。 紺碧の空のもと、更に青い海がいっそうのギラギラ感を増す。 何しろ今年の夏は異常に熱いのだ。 暑いというより熱いのである。 そこで訪れたのが鍾乳洞だった。 ここは日本でも希少な鍾乳洞で昭和三年に発見された。 天然…

待乳山聖天、大根を供える浅草の仏教寺院を訪ねる

浅草に行ってきた。 連休とコロナ慣れなどなのか、雷門方面は歩けないほどごった返していた。 このまま進めば圧死するような気分。 いつもなら客待ち顔の人力車も全ての車が稼働していてびっくり。 周囲にいるのはインバウンドと言われる外国人客だらけだ。 …