今日は人生初めての日だったなんて

好奇心がある限り心を文字で表すことは大切です。日記を書きます。

お出かけ

吹奏楽大会に行って来た

縁あって吹奏楽の大会に行って来た。 わが町から電車に乗り継いで3時間、 会場の府中の森はとても遠かった。 大会は都内の中学吹奏楽クラブの腕前披露の場で、 何と500校以上が出演する。 それを午前午後と10日近くかけて、 二つのホールでやるから審査員も…

映画「国宝」を観てきた

「国宝」という長い長い映画を見て来た。 大分前から滅多に映画館に行かなくなって、 今回の劇場での観賞は実に久しぶりだった。 親せきの従妹が原作を読んで映画も見て来たというし、 しきりとネットの宣伝にも出ていたので、 私も行って来たのである。 ど…

お上りさんは忙しい

田舎者の私はいざ上京となると、あれもこれもと予定の中に入れていく。 都庁の無料展望台を後にして再び地下道を歩いて新宿駅に戻った。 この日のメインの予定は中央線沿線にあるコンサートホールで、 クラシックの演奏会があり、友人二人と待ち合わせている…

都庁の無料展望台は夏の穴場かも

新宿の都庁ビルに行ってきた。 久しぶりの新宿駅はあちこちやたらと工事中で、 西口に出るのにも迷ってしまった。 都会は常に目まぐるしく変わっていて、 この巨大な駅もよく見知っていた構内の記憶が、 ほとんど頼りにならないほどだった。 ようやく昔の記…

横浜は変わっていく

長津田で悲しい歴史のシベリア抑留者絵画展を見た後、横浜に行った。 大桟橋に新型の豪華客船飛鳥が停泊していると、 前日のニュースで知ったのだった。 港町、とりわけ造船の町で子供の頃を過ごした私は、 何万トンもの船が港に浮かぶ光景を見ながら育った…

強制労働をさせられたシベリア抑留者のスケッチ展

「シベリア抑留を知っていますか?」という小さな企画展に行って来た。 第二次世界大戦の終わった後、満州や北朝鮮などにいた兵士が、 スターリンの秘密命令で過酷な日々を送ることになった。 それは、「日本に帰す」という嘘の言葉で兵士や住民をも騙し、 6…

大阪万博に行って来た③

大屋根リンクはギネスも認証した世界一の木造建築物で、 屋根の周りは2キロもあり、その大きさに圧倒された。 6万㎡の広いリンクの中に外国のパビリオンがひしめくように建っている。 それら建造物のどれもが自国の技術の粋を集め、 万国博覧会というものの…

大阪万博に行って来た②

この日は東京を早朝発の新幹線に乗っても、 昼食時間がちょうど万博会場に着く頃になるので、 新大阪に着くとホテルに荷物を置くことにした。 市内は電車もポスターも万博色に染められていて、 その熱の入れ方は東京と大違いだった。 身軽になって道頓堀を歩…

大阪万博に行って来た①

大阪万博① ひょんなことから大阪の万国博覧会に行くことになった。 科学にほとんど縁もなく博覧会にも興味もなかったけれど、 ちょっとした私的なミッションも兼ねて決行したのだった。 だから、人任せの申し込みだった。 博覧会に行った当日は、着いたのが…

戦争中にも旅行ができる?

友人と都会の観光地を散歩していたら、 白人女性がひとり、観光案内所らしき建物のポスターを見ていた。 何だか困っているような感じだったので、 片言の英語でどうしたのか尋ねてみた。 その人は日本語が分からないと言って張り紙を指さした。 それには営業…

物語の記憶は受け継がれない

日本中の建築物や橋、道路、その他インフラにかかわるものが、 いよいよ老朽化して建て替えの時期に入っている。 先日は少し遠出をしてアーチ橋の建て替え工事現場を見て来た。 この橋は約90年前頃にかけられたもので、 3連のアーチはこの町のシンボルにな…

コンサートに行って来た

友人に誘われ、NHKホールに行ってきた。N響の定期公演を聴きに行ったのだ。曲はショスタコーヴィッチの7番「レニングラード」である。 この日のために、早朝の散歩の時には、イヤフォンをつけて毎日聴いて歩いていた。その曲は私にとっては次々と変わる聞き…

ひとりで散策する楽しさ

函館の旅④ 函館の旅の1日目は函館山を歩いて登り、 夜景を見物するために暗くなるのを待ってバスで往復してきた。 二日目は幸い天気も良く、 予定通りレンタカーで調べていた恵山という山に登った。 さて、3日目だがこの日の朝ごはんは、 駅から歩いてすぐの…

空の太陽と海の太陽が眩しすぎて恐ろしかった運転

函館の旅④ 標準時間の倍近くかかってゴロゴロとした火山岩の恵山を下りた。その途中、足元の赤い岩の間から熱い湯気が噴き出している箇所が幾つかあり、活火山を歩いているのだなと実感。 車に乗せてあげたひとり旅の若い女性は、山頂で私たちを長いこと待っ…

旅人を拾い、恵山を一緒に歩く

函館の旅③ 2日目のこの日の目的はこの地の山に登ることだった。 事前に無理なく日帰りハイキングが出来る山を探していたら、 恵山という噴煙を上げる活火山がとても興味を引いた。 ただそこに行くにはホテルから函館駅に列車で移動し、 始発のバスに乗り、4…

いよいよ函館の旅が始まった

函館の旅① 北海道旅行の初日、朝一番で近くの駅から電車に乗り込む。あいにく外は雨が降っていたが、北の方はまだ数日晴れが続く予報だった。 1駅目で友達と落ちあい新幹線駅へ向かう。そこまではそれほど遠くない距離なのだが、鉄道を使うとなると地方の支…

北海道新幹線に初めて乗ることになった

北海道に新幹線を利用して行くことになった。それはたまたま新聞で見た旅行会社の広告で見つけたものだった。3泊4日のホテル付フリープランだった。ホテルと電車以外は全て個人旅と同じである。 旅は団体ではなく個人旅行が好きだけど、ホテルを選んだりす…

青春18切符はもうないのと同じ

青春18切符がすっかり様変わりして、名称だけ留めて今までのものとは全く異なった切符になってしまった。公共交通機関であるJRの企画担当者は利用者の現状を全く知らず、自動化優先、改札駅員の利便さしか考えてないのだろう。 これまでは1枚の切符を買うと…

立ち食いソバ屋に寄れなかった

列車の旅をすると、ホームに立ち食いソバのお店を見かけることがある。以前はちよっとした駅には必ずのようにあったけれど、最近はかなり減ったような気がする。 もっとも普段は電車など利用しないからそう思うのだろうけれど、あの独特なホームに漂う暖かな…

カツライスと卓球と偶然と必然

雨模様の日本海の潮風に打たれ、美保関から同じバスに乗り継いで松江に戻った。ここも私にとって訪れるのは生まれて初めての町だ。 町というより松江市は島根県の県庁所在地で、人口は20万近くもあり、山陰地方では最も開けた場所だろう。ビルがたくさん建っ…

雨の中、美保関までバスをつないで行く

山陰の旅の二日目はあいにくの雨だった。 通りに掲げられた神在月と書かれた幟は風に揺れ、 祭りを示す半紙の御幣も縄に結ばれ濡れている。 私は旅先では雨に当たることは滅多にない。 雨の日に歩くのは好きではない。 でも、ここまでせっかく来たのだから、…

やくもに乗って山陰へ

山陰地方を旅してきた。関東から山陰はとても遠い。新幹線で岡山まで行き、そこから特急に乗り換え、倉敷を通って、出雲市まで行った。 その路線は伯備線と言って、 私はそのはくびという読み方も知らなかった。岡山からは新型車両に生まれ変わったという「…

格安バス旅④

一時間ほどの工場見学を終え、バスは再び高速道路を経て、お昼を用意される料理店のある都心に戻った。 昼食だというのにすでに3時を過ぎている。 案内された小さな店には、人数分の食事がすぐに大皿にて用意された。 それらを白い小皿に取り分ける。 おか…

格安バス旅体験③

案内されたお店には高価な白いソファが並べられていた。その数はバス旅の乗客の分があって、私たちの前にも別のツアー客があったようだ。 最初に健康についての話があり、ここで取り扱っている商品がいかに身体に良いかとの説明があった。案内の女性は明るく…

格安バス旅体験②

バスは上野に着くまでどこかのパーキングエリアに寄った。15分ほどのトイレ休憩だ。私は滅多に高速を利用しないので、そこは初めての場所だった。知らない場所に降り立つのは少し非日常の体験になる。 機能的で清潔なトイレや案内所があって、室内には子供た…

格安バス旅体験①

レンタルビデオ店で作った会員カード会社から、『日帰りバス旅応募はがき』というものが送られてきた。カラーで印刷されたその内容は、応募申し込みをすれば、本人は何と無料で、同伴者は6000円で参加することができるとなっている。 こうした応募バス旅は、…

大井川にかかる長い木の橋

東海道中で最も難所といえば大井川だろう。この川には橋がなく道中の客は、人力に頼るしかなかった。 そもそも橋がないのは度重なる洪水のためもあるが、江戸幕府の防衛上、敵の侵入を防ぐ理由もあった。相当な人数が西から東、東から西へと移動していたので…

線状降水帯の最中に旅をした

朝から大雨が降っていた。 駅まで行く間、歩道には靴が浸かるほど水が溜まり、 車道からは水しぶき烈しくズボンに降りかかる。 折りたたみ傘が飛ばされないようしっかりつかんで歩かねば進めない。少し前に隣の市が線状降水帯に覆われたらしく、 そんな中で…

肩身の狭い普通電車利用者

新幹線を使わずに在来線の普通電車でとある地方都市まで行った。 わが家からは200キロ以上離れたところだ、 駅で切符を買おうとしたらやり方が分からなかったので、 駅員さんに尋ねにいった。 すると、数台ある券売機の中で紫色のもので買うように言われた。…

名物を食べるということ

旅をすると、どうしてもその地ならではの名物を食べてみたい。 例えば四国は香川県の讃岐うどん、 三重県の伊勢うどんや山梨のほうとう等々、 細長い地理の日本には麺類だけでも数えきれないほどある。 今回の名古屋ではもちろん名物のきしめんを食べたかっ…