今日は人生初めての日だったなんて

好奇心がある限り心を文字で表すことは大切です。日記を書きます。

2024-01-01から1年間の記事一覧

ブログを続けなければと年末に思う

今日でついに今年も終わる。 なるべくブログはリアルタイムにしたいけれど、 忙しい日々に追われ後回しになって、 どうしても実際の日と違ってしまう。 はてなブログを始めたのは2018年の初夏辺りからで、 それまでは別のところでずっと書いていた。 私の場…

グラデーションのなくなった世界

毎年、真冬になるとわが家の苺は赤く紅葉したようになる。 これは冬枯れの前段階でこのまま枯れていき、 暖かくなると土の中から青い葉が出て来る。 今年の苺の季節も変わりなく赤い実を多くつけ、 それを集めてはせっせとジャムにして方々に配った。 来年も…

里山で滑落するところだった

友達を近くの里山に案内した。 そこは300m程度の低山である。 岩も少なく決して危険な山道ではない。 それなのに緩やかな下りで小石でずるりと滑り、 左足が躓いて飛ぶように右に大きく倒れ、 足や手を打撲してしまった。 左は100mほどの急な土の斜面で、 …

衝動買いしてしまったのか

長いこと使っていた山岳用のテントマットを新しく買った。以前のものは大分劣化してしまい、マットのへりの1箇所にほつれがあった。そこから空気が抜けるので、口で吹き入れても膨らまなくなっていた。 それでも、山岳メーカーの優れたブランド品だったので…

ファミリーレストランに行った

お昼を作るのをやめて外食することにした。 出かけた店は自宅から近いバイパス沿いのファミリーレストランだ。 ランチタイムのお店は混んでいるので、少しだけ時間をずらして行った。 駐車場には何台か空きがあり、すぐに止めることができた。 ここは今時の…

イチゴの花の狂い咲き

庭にたくさん茂っているイチゴの葉の中に、 白い花が開いているのを見つけた。 その場所は真冬でも長く日がポカポカと当たって、 ここ何年かは毎年1輪2輪こうして狂い咲きする。 朝の気温がマイナスになる頃には、 花はいつの間にかなくなって実の成ること…

コッコたちが寝る前に動き回るのは

夏の盛りに家族になったヒヨコたち、最初の体重測定ではたったの30gと掌に隠れてしまうほど小さかった。鳴き声もヒヨコ独特のピヨピヨでとても愛らしく、掌に乗せて可愛がったりしていた。 ところが、その旺盛な食欲で日に日に大きくなって、今では見るか…

森の夜は星空が楽しみ

いつもの仲間と長い尾根を歩いた。 自宅から電車をつなぎ、バスに小一時間揺られて、 奥地の終着バス停へ着いた。 明日は尾根を越えて別の町に下るので、荷物は重い。 この仲間はいつも荷は重いに決まっている。 何しろ家や寝具を背負って長い山道を歩くから…

親切な整備士さんに驚く

遠出をして自宅に戻った時、 駐車場の地面に黒っぽいシミがあるのに気づいた。 それは水ではなく油のようなシミで、車の前席の下あたりにあった。 また車の軌跡に沿うように道路にまで点々と染みていた。 数日前は気づかなかったから漏れ始めたばかりなのか…

野生動物も苦労はしたくない

先日、野生のサルを見た。場所は裏手に森の始まる丘陵地の住宅街の中の空き地で、駅からわずか15分足らずのところだ。そこにはミカンの木が植えられていて、 黄色い実がいくつかついている。 そのミカンを食べにやって来たのだ。 サルは4匹ほどで、遅れてや…

まずは服を捨てなくては

部屋はどうしてこんなにも散らかってしまうのだろう。 一日出かけて片づけをさぼったりすると、 居間は見るも無残な状態になるのだ。 椅子の上には服が積まれ、背もたれにはがかかっている。 テーブルにはごちゃごちゃとした小物類が出し放しで、 床には外出…

外食はふだん家で作らないものが良い

友人にランチに行こうと誘われた。 外食の好きな彼女はよくそんなお店を見つけてくる。 そこはが隠れ屋的なお店で店主一人でやっていて、 一度に4人までしか対応できないという。 彼女が行った時は主ひとりが忙し気に料理を作っていて、 客が5人になり気の…

旅先で知り合った女性と再会

北海道で函館山の夜景を案内してくれた親切な女性と、 何と帰ってからほんの10日後辺りに再開することになった。 余りにもすぐなのでとても驚いたけれど、 彼女は前々から上京する予定で、用がない1日を使い、 私の住む町へわざわざ来てくれたのだ。 これだ…

焦げたへらに素敵なガーデニングのあった家を思い出す

洗濯ものを片づけに二階に行っていたら、 何やら焚火の匂いが部屋に漂って来た。 近くの農家がわらでも燃やしているのだろうか、 でも、窓も開けてもいないのにと不思議に思い、 下へ降りたら居間はもっと強い匂いがした。 キッチンを見ると、煮物を温め直す…

夜明け前のウォーキングの魅力

夜明けが遅くなったので、夏の間やめていた散歩をするようになった。 なぜ暗い中が良いのかというと、 明るいと車も多いし、何より世間が見えてそのせいで心が散漫になる。 また、本当の黎明というものの凛とした美しさにも触れることができない。 身の引き…

ひとりで散策する楽しさ

函館の旅④ 函館の旅の1日目は函館山を歩いて登り、 夜景を見物するために暗くなるのを待ってバスで往復してきた。 二日目は幸い天気も良く、 予定通りレンタカーで調べていた恵山という山に登った。 さて、3日目だがこの日の朝ごはんは、 駅から歩いてすぐの…

空の太陽と海の太陽が眩しすぎて恐ろしかった運転

函館の旅④ 標準時間の倍近くかかってゴロゴロとした火山岩の恵山を下りた。その途中、足元の赤い岩の間から熱い湯気が噴き出している箇所が幾つかあり、活火山を歩いているのだなと実感。 車に乗せてあげたひとり旅の若い女性は、山頂で私たちを長いこと待っ…

旅人を拾い、恵山を一緒に歩く

函館の旅③ 2日目のこの日の目的はこの地の山に登ることだった。 事前に無理なく日帰りハイキングが出来る山を探していたら、 恵山という噴煙を上げる活火山がとても興味を引いた。 ただそこに行くにはホテルから函館駅に列車で移動し、 始発のバスに乗り、4…

旅は道連れ、世は情け

函館の旅② 新函館駅から函館までは既存の在来線に乗り継がなければならない。 事前に調べた情報では半時間もかからず便も多いので、 ホテルは新幹線の駅にしておいた。 ホテルは日替わりで選べるのだが毎日荷物を移動するのは不便だ。 通勤電車のような車内…

いよいよ函館の旅が始まった

函館の旅① 北海道旅行の初日、朝一番で近くの駅から電車に乗り込む。あいにく外は雨が降っていたが、北の方はまだ数日晴れが続く予報だった。 1駅目で友達と落ちあい新幹線駅へ向かう。そこまではそれほど遠くない距離なのだが、鉄道を使うとなると地方の支…

北海道新幹線に初めて乗ることになった

北海道に新幹線を利用して行くことになった。それはたまたま新聞で見た旅行会社の広告で見つけたものだった。3泊4日のホテル付フリープランだった。ホテルと電車以外は全て個人旅と同じである。 旅は団体ではなく個人旅行が好きだけど、ホテルを選んだりす…

青春18切符はもうないのと同じ

青春18切符がすっかり様変わりして、名称だけ留めて今までのものとは全く異なった切符になってしまった。公共交通機関であるJRの企画担当者は利用者の現状を全く知らず、自動化優先、改札駅員の利便さしか考えてないのだろう。 これまでは1枚の切符を買うと…

小骨が喉に刺さって高価な朝食となる

スーパーの鮮魚コーナーに新鮮なイトヨリが売られていた。淡いピンクに黄色い線が特徴のこの美しい魚は、西の方では良く見るけれど、関東地方ではあまり見かけない。 小さい頃、よく食べていたので懐かしく、早速買ってきて翌日の朝に塩焼きにした。甘い白身…

アジアの店でスパイスを買う

カレーを作る時、使うのは何種類かの香辛料だ。クミンやコリアンダー、ターメリック、グラムマサラ等々、それらの大袋をアジアのお店で安価に買っている。 ジャムやニンニク、ショウガなどの隠し味的なものと合わせると、スパイスは10種以上は入れていると思…

原始性を求めて山へ行くのに

山仲間から電話があり、とある山での体験話をしてくれた。彼女たちの登山経験は豊富で、その殆どが重たい荷を背負ったテント泊である。その日は一泊二日の山旅だった。 今回はどうしても行程の都合で、山小屋のテン場(指定されたテントを張る有料の場所)を使…

菜切り包丁は素晴らしい

料理をする時、私が主に使うのは菜切り包丁である。菜切り包丁は長方形で先は尖っていないけれど、ジャガイモの芽を取って皮を剥いたり、厚い白菜を切ったり、繊細なキャベツの千切りなど大抵のことができる。 先の尖った万能包丁は元が厚くなっているので、…

ヒヨコの餌づくりに追われる毎日だけれど

生後すぐの可愛らしいヒヨコを飼ってからというもの、 毎日毎日餌作りに追われている。 掌に乗るほど小さなヒヨコの時期は、 朝から暗くなるまでピヨピヨと鳴いて四六時中餌を突っついていた。 その旺盛な食欲は二か月過ぎた幼鳥の今も同じで、 朝にたくさん…

大きなマグロを釣った人からお刺身のお裾分け

友人の夫さんが相模湾で大きなマグロを釣ってきたという。 どうやら一生に一度も遭遇しないような大物だったらしい。 彼は自宅から深夜に出発し、高速を飛ばし、 船宿の駐車場で仮眠して暗いうちに海に出たという。 今までは大きなマグロが当たっても、 引っ…

知らない人に気軽に頼めなくなった

長い列車旅の帰り道、上野公園で少し休もうと思って途中下車した。この時は荷物を宅急便で送らず、ガラガラと引いて歩いていた。構内はインバウンドの人たちでごった返している。さすが天下の上野のいつもの光景である。 身軽になりたいので駅のコインロッカ…

立ち食いソバ屋に寄れなかった

列車の旅をすると、ホームに立ち食いソバのお店を見かけることがある。以前はちよっとした駅には必ずのようにあったけれど、最近はかなり減ったような気がする。 もっとも普段は電車など利用しないからそう思うのだろうけれど、あの独特なホームに漂う暖かな…