今日は人生初めての日だったなんて

好奇心がある限り心を文字で表すことは大切です。日記を書きます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

大安売りの鏡餅を買う

この頃はすっかり毎日が同じように感じられて、 暮れとかお正月とかピンとこなくなった。 なぜそんなふうになってしまったのか不思議だ。 以前は伝統に我が家の乗っ取った?お節の用意をしたり、 三が日分のお雑煮のだしを大鍋に作ったりした。 でも、最近は…

土鍋料理は一石二鳥

このところ平年並みの寒さになっている。 平年とはどういうことか分からないけれど、 何となく記憶しているその季節らしい「らしさ」に思える。 庭に出たら水槽の表面が凍っていた。 鋏でたたいてもビクともしない。 1センチほどの氷のようだ。 以前の真冬は…

欲のない職人

とある趣味の品に不都合があって、修理屋さんに寄った。 2年ほど前からこの不具合のことは店主に話していて、 やっと実現する形になった。 家から大分遠いのである。 その作業場は昭和の頃の朽ちかけた一軒家で、 きしんだ引き戸を開けるとすぐ仕事場となっ…

革靴を履いてぼっち散歩のクリスマス

近いうち冬山へ行くので、リトルヒルを散歩してきた。 雪山には革靴で登るためその予行練習だ。 最近は年に1、一度ぐらいしか履かないから、 事前に履き心地などを確かめなければならない。 革靴はハイキングシューズと比べるととても重くて、 それだけでも…

干し大根を作る

友人が農家の人から頂いたという大きな大根を持ってきてくれた。 私の脛よりも大きな丸々と太った大根だ。 我が家の庭の大根も今期は大成功で、毎朝のおろし大根に重宝している。 自家製の大根はもう細いのが3本きりで、そろそろ終わりかけている。 でも、頂…

へちまの束子(たわし)と自家製クレンザー

秋に収穫したヘチマだが、束子を作るのには若すぎたようだ。 たった一本の苗で二階のベランダまで蔓が伸び、 いつの間にか数えると9本も大きな実がぶら下がっていた。 秋も深まったころ蔓を外し、ヘチマを収穫した。 それを茹でて皮をむき束子を作ることにし…

薪割を手伝って木の美しさに驚く

今日は薪づくりを手伝った。 もちろん鉈(ナタ)を振り上げるには力がなく、 教えてもらってもコツも分からず歯が立たない。 私より大分若いМ君が腰かけになるほどの丸太と格闘する。 丸太は一度目は浅く歯が食い込むだけで、 5度ほど鉈を振り落とさないと割れ…

印象派光の系譜という展覧会に行く

イスラエル博物館所蔵 『印象派光の系譜』という展覧会に、 友達を誘って行ってきた。 二人ともコロナで都心に行くのを避けていたので、 久し振りの展覧会鑑賞だった。 この展覧会では日本初公開というのが多くあって、 重厚な洋館作りの三菱一号館美術館に…

不都合な真実だから?

今年はアウトドア用に持ち運びの出来るバッテリーを買った。 その後、バッテリーに電気を供給する太陽光パネルも買い、 ベランダに当たる太陽の光で、 電力が増えていくのが目で見て分かるようになり楽しくなった。 太陽光発電はかなり以前からあって、 パネ…

PCR検査を受けてみた

羽田空港のロビーを歩いていたら、 若い女性に呼び止められた。 何かのセールスかと思ったら、 無料でPCR検査をしているのでやっていってほしいと言う。 それは東京都のモニタリング検査だった。 スマフォを持っていればすぐに受けられると熱心に誘われた。 …

重たい飛行機はなぜ飛ぶのか

なぜ飛行機は飛ぶのだろうか? 飛行機に乗るたびに不思議に思ってならない。 ネットで調べたら、それは普通自動車200台以上分の重さだという。 そんな大きなものが上空の風を切って飛び続けるなど、 素人の私には全く理解ができない。 プロペラのあるヘリや…

旅の途中、食堂の女主人に野菜を頂く

12月5日 ⑦ いつか乗りたいと思っていた島原鉄道に乗ってきた。 黄色い色をした1両編成の可愛いバスのような電車。 この路線には日本で一番海に近い駅というのがあって、 鉄道ファンらしき人が三脚を立てて撮影していた。 確かにホームの下はすぐ海になってい…

釣れたアジを頂いたのに

12月4日 平戸 ⑥ ゲストハウスの前に海が広がっていた。 早く目が覚めたので少し散歩をすることにする。 海べりは夏は海水浴場で賑わうのか広い駐車場になっていて、 水道やトイレもある。 そこに私と全く同じ車が止まっていた。 あまりない車なのでこんなと…

平戸にて初めてのゲストハウス体験

12月3日から4日 ⑤初めてのゲストハウス体験 平戸へ行ってきた。 ここは鎖国以初めて外国と交易した場所だ。 貴重なキリシタンの遺跡も多く、 ザビエル教会や隠れキリシタン集落は世界遺産となっている。 平戸ではネットで見つけたゲストハウスを予約していた…

隠れキリシタンの海沿いの町へ

2日目 ④ お墓参りを済ませると、 車で東シナ海沿いの外海(そとめ)へという場所に向かった。 カソリックの布教に努めたド・ロ神父で有名な教会である。 今は天草や五島列島の隠れキリシタン関係のものを含めて、 世界遺産になっているようだ。 中心地の道路…

長崎のお墓の独特さを土神様に思う

旅③ 先祖のお墓参り お墓参りに行ってこの地のお墓について考えた。 墓石の刻字にはどの家も金の色が塗りこめられていて、 他の地の人には理解しがたい光景になっている。 主な墓石の他に必ず小さな『土神』と書かれた石碑が立っている。 これは朱色に塗られ…

石畳の町を歩くと国宝がある

12月2日 ② 路面電車の始発駅は小さな川のそばにあり、 昔はこの川べりに小説『泥の河』を連想するような、 たくさんの家が張り出していて川の水はヘドロ水だったが、 すっかり撤去されて水も市街地としてはそんなに濁っていない。 そこからほんの少し歩くと…

ドミトリー宿泊初体験

12月2日 旅の二日目① 昨日、空港からリムジンバスで市街地に着き、 初めての体験であるドミトリーという宿泊施設に泊まった。 以前からそういった旅スタイルに憧れていて、 やっとその願いが叶ったのである。 カサブランカ (白い家) という名の宿の場所は繁…

ギリギリに出発するのはよくない

人間には大体二種類の型があると思う。 例えば魚が好きか肉が好きか、お酒を飲むか飲まないか、 考え方がリベラルか保守的か、悲観的か楽観的か、 能動的か受動的かなど、多くのことで大まかに分けることができるようだ。 もちろん立場などで変わったり、 ど…

レンタカーを返す

車を追突された後、私の車はディーラーの修理工場に入った。 その代わりに同じ車種のレンタカーが保険会社より手配されていた。 その車はピカピカで小さな傷一つなく、 私の6年物のそれと比べられないほど新車っぽい。 私はそれを動かすのが嫌で、 前から決…

ダウンに穴が開いたら補修テープで

ラーメンをバーナーで作っていたら、 大事なダウンの袖口が五徳に触れてしまい、無残な穴が開いてしまった。 登山用に10年近く前に買ったものだけれど、 とても気に入っていたのでショックが大きかった。 5センチほどの裂け目から白いダウンが飛び出している…

予期せぬ美しさに驚く

汁物や煮物の出しを取るため、煮干しと昆布を水につけている。 夏はそれが発酵して美味しい出しになる。 温度の低い冬はさらりとした出しができる。 化学調味料なら手間はかからないけれど、 出しを準備する行為は和食の基本だから、 なるべく欠かさないよう…

本音をぶつけ合う

遠くに住む友人と電話で話していたら、 テレビについての話題になった。 「今日のワイドショーはどこの番組も賞の話ばかり」と言う。 賞とは米国の野球の賞で、大変な記録を作った選手に与えられるらしい。 私はスポーツにはとんと疎くて、特に野球のことは…

実像とは恐いもの

『デス・ゾーン』という本を読んだ。 この本は7大陸最高峰を完登しようとした栗城史多という若者の行動を、 作者の主観や取材による情報で分析したもので、 開高健ノンフィクション賞を受賞している。 作者は北海道放送のディレクターをしていて、 長い間、…

レンタカーは慣れていないから

ディーラーに追突された車を持って行った。 運転に支障がないから多少の凹みは気にならないのに、 相手の保険屋さんがセオリー通りにレンタカーを手配した。 そのレンタカーは私の車と同じ車種だったけれど、 ピカピカでかすり傷一つもなかった。 ディーラー…

ドライブレコーダーの存在を忘れていた

昨日の追突事故で人は予期しない出来事にあった時、 心の平穏を保つことができないことをあらためて知った。 というのも、一連の事故処理が終わって用を済ませ、 目的地に着く間、追突の衝撃がどのぐらいだったかを思い出していたが、 記憶とは定かでない場…

追突は突然に

出先の町で車に追突された。 信号のある交差点で右折しようと減速していたら、 突然後部にドスンと衝撃を受けたのである。 ぶつけた人が慌てて降りてきて駆け寄り、 「すみません。よそ見をしていました。身体は大丈夫ですか?」と、 すまなそうに言った。 …

ブログに急かされて行った紅葉見物

ブログをやっていてちょっと便利だと思うのは、 過去の自分の行動が分かることだ。 たとえば、去年の今日あたりは友達を誘って近くの公園に行き、 真っ赤に色づいた紅葉の見物をしている。 記憶の中では大体の時期は想像できても、 実際何月何日にどうしたと…

天然酵母作りは面白いからパンを焼く

自分で作った果物の酵母で手作りのパンを作るようになって、 もう何年にもなる。 でも、それはとても難しくて、未だにうまくできない。 その難しさが市販のイーストと違い面白いからなのか懲りずに作っている。 私は日常の食事はお米派でパン食はあまり好き…

ナビに助けられて走ったけれど

なぜ間違えたのか? もう何度も行ったことのある集合場所、 なぜか曲がるべき交差点よりかなり早めに右折してしまった。 右折車線に入る時、何となく自信はなかったけれど、 不安ながらも強行した。 景色が違っていても戻ろうとしなかった。 もう少し走れば…