今日は人生初めての日だったなんて

好奇心がある限り心を文字で表すことは大切です。日記を書きます。

菜食の友達はタルトが好きだった

 

わが家に泊まりに来た友人がタルトをお土産に持ってきた。

それは駅の構内でよく見かけるケーキ屋さんのものだった。

この日はちょうどその友達の誕生日で、自ら買って持参したのだ。

 

誕生日だと知っていたら私が作って祝ってあげたのだけれど、

彼女は人の手を煩わせるのが嫌でそのことも私に教えていなかった。

それに、来る時はいつも何かしら買って持ってくる。

 

午後は二人で予定があり、そのためお昼前に来たので、

買ってきたパンを食べようとした彼女に無理やり頼み込んで、

あご出しで煮たおうどんを作って食べてもらった。

 

菜食主義の彼女は肉類は一切受け付けない。

お魚なら良いかとタンパク質はじゃこ天にしたが、

どうやらそれも普段はあまり口にしないらしい。

 

それから二人で出かけて、夜の7時頃にわが家へ着いた。

夕食はおかゆに大根の煮物だけ。

お肉を使えないからメニューが頭に浮かばなかった。

もちろんお酒も飲まないから、

ちよっと淋しいけれど私だけがビールを飲んだ。

 

ご飯の後でタルトを4つに切って誕生日を祝う。

このタルト、果物がたくさん乗っていてなかなか美味しい。

前にも一度食べたことがあり、変わらず安定した味だ。

 

 

菜食主義の彼女はこうしたタルトが大好きみたいで、

ニコニコと美味しそうに食べていた。

彼女が甘い食べ物も口にしないとしたら、

本当に味気ない人生だと思うので何となくホッとした私だった。

(写真下は以前食べた同じ店のタルト)