最近のコロナ感染者は爆発的な数になっている。
その発表が毎日テレビなどで報道されるが、
一体あの数をどう判断したらよいのだろう。
確かに2年前の春は世界中が大騒ぎをして、
感染者がたった一桁でも震え上がるほどのものだった。
それが、第1~第7波と重ねるうちに桁を増やしていき、
今は一日に20万人とか言っている。
それなのに、毎日のようにやっていたワイドショーからも、
コロナの話題は消えてしまっている。
何であれ、人は慣れていくもので、気にしなくなるのかもしれない。
友人の家族も一人がだるさとのどの痛みで検査をしたら陽性だった。
その後、次々子供たちがかかっていき、
なぜか夫氏だけは症状がなく検査はしなかった。
初めの頃と違い、保健所に電話をしても、
かかりつけ医に行くように言われただけらしい。
その日はかかりつけ医は休みだったので、
仕方なく皆で横になっていたという。
その後、保健所に知らせても10日間の自宅療養を勧めるばかりで、
結局、人数分の酸素測定器が送られてきたと言う。
コロナの自己管理ということだ。
食糧の援助もなかったとか。
こんな現状だから日本中には、
検査をしないでやり過ごしているコロナ患者が相当いると思われる。
私もそうかもしれない。
その人たちが無症状で軽症だったとしたら、
コロナはただの風邪になったのだろうか。
今やコロナはそういう存在になっている。