
先日、何年かぶりに友達三人でフランス料理店に行った。
ランチはお肉と魚のいずれかを選ぶことになっていて、
私と若い友達がお肉料理を頼み、もうひとりは魚を注文した。
その店はフランス料理店らしく洒落たインテリアで、
ゆったりと話ができて窓の外には赤いバラが咲いていた。
前に一度だけ来たことがあって、
料理も満足いくものだったのでまた行きたいと思っていた。
ところが、今回の料理はスープは普通に美味しかったけれど、
サラダは私も作ることができるような平凡なもので、
メインディッシュの牛肉も美味しく感じられなかった。
肉のうま味がひとつも感じられなかったのだ。
一口味見させてもらった友達のお魚の方が断然美味しかった。
もともとステーキはお肉が相当良いものではないと美味しくないのが当たり前だ。
だから、3000円というランチ値段では限界なのかもしれなかった。
デザートは以前のようにケーキではなくて、
フライパンで簡単に作ることができるようなクレープで、
私がこの店を選んだ手前残念だった。
フランス料理のデザートは濃厚な甘みのケーキに限る。
私が期待しすぎていたのかもしれない。
それでも、私たちだけしか客のいない貸し切りのようなお店内で、
飲み終わったコーヒーカップを前に一時間以上もお喋りしていたのだから、
それはそれで良かったのかもしれない。