この夏は発酵食品を意識してたくさん摂った。
ヨーグルトや味噌汁など発酵食品は身体に良いらしいと、本で読んだからだ。
夏の体調管理にはもってこいだとか。
クーラーのない我が家では、夏バテしないように
身体の内部を強くしなければならない。
だから、意識してそれらの食品を多くとるようにした。
発酵とは腐敗とは違って、味も匂いも不快なものではない。
発酵食は麹菌、納豆菌、酵母菌、乳酸菌などの
微生物が関わってできる安全な食品だ。
醤油や味噌など発酵菌なしでは作れない。
この夏、煮干しと昆布を一晩水につけていると、
気温が高いから上面に泡が発生して、すぐに発酵してしまった。
以前は腐ったと勘違いして捨てていたけれど、
腐敗と発酵の違いを知ってからは進んで使うことにした。
一晩おいた出し汁をそのまま味噌汁の出しにすると、
いつもよりも何となく味が柔らかい。
発酵すると煮干しも昆布も少なくて済み、
寒い時期と比べると出しの出方が濃いような気がする。
お味噌も出しも発酵づくしで、何だか嬉しくなった。
暑い夏も悪くないなあと思っている。