今日は趣味の会で隣町の公的な施設を利用した。
コロナが始まってからはずっと取りやめだったのでそれ以来だった。
思えば3年ぶりとなる。
その広い敷地にでんと鎮座する二つの建物には図書室や食事室、
子供室などがあって、休み時間にはとても重宝していた。
何か大きなイベントでもない限り、
地方の町のこうした巨大施設には人が溢れることはないようだ。
受付には常勤らしき人がかなりいるけれど、
この日も利用者は私たちだけでとても少なかった。
お昼になったので、今までのようにお弁当を持って休憩室に行った。
この辺りは住宅地でレストランなどなく、
1ブロック先にあったコンビニもいつのまにか閉店している。
だから、今日はみんなお弁当を作ってやってきた。
休憩室でお弁当を広げようとしたら、
館長らしき人がそこでの飲食利用は禁止のままになっていると言う。
だから、みんなで外に出て食事することにしたけれど、
芝生もベンチも雨上がりのために湿っていた。
仕方なく比較的乾いている庭石に座ったりしてお弁当を食べる。
コロナの2年ほどは公的な広い公園のベンチには、
使用禁止のテープが貼られていたっけ。
人など少ししか通らない野外の施設の多くに、
へんてこな貼り紙がべたべたと溢れていたものだ。
一体あれは何の役に立ったんだろう。
今はその頃と比べると比較できないほどの陽性者数である。
でも、すっかり人々は慣れ切っているし、マスクもし忘れたりする。
ワクチンを打ち続けても効かないことも多いし、
一体どう対処すればよいのだろう。
世間ではまたお得な旅割が始まるようだが、
ワクチン3回接種者のみがご利益を受けられるという差別がある。
公的施設で食事ができないのなら旅などもってのほかではなかろうか。
行政も混乱しているようだ。