この日は東京を早朝発の新幹線に乗っても、
昼食時間がちょうど万博会場に着く頃になるので、
新大阪に着くとホテルに荷物を置くことにした。

市内は電車もポスターも万博色に染められていて、
その熱の入れ方は東京と大違いだった。
身軽になって道頓堀を歩き、たこ焼き店を探す。
会場の出店で食事をするとなると時間が勿体ないし、
恐らく値段も相当高いに違いない。
そのことはたくさんの人が動画で言っていたので、
バスのわずかな待ち時間に熱々のたこ焼きを立ったまま食べたり、
会場内ではベンチに座って食べたりした。
ただ市内にある有名なお店のたこ焼きも、
以前買って食べた時と違い値段が上がっていた。
原材料が上がっているのもあるが、
どこもかしこも外国人旅行者ばかりだからかもしれない。
円安の今、彼らにしてみればお得なのだろう。
私たち日本人にとって千円近いたこ焼きはただ驚きだった。
さて、「未来館」を2時間近くも見て回った後は、
万博の象徴ともいえる世界一大きな木造建造物の大屋根リンクを目指して歩いた。
西側から見ると、屋根を歩いている人達が蟻のように小さかった。
そこまで1キロ近くあるのだろうか。
ようやくリンクの近くに来ると左手にガンダム像があった。
これも今回の万博の見世物の一つだ。
大きなガンダムはロボットと違って動く仕組みがなく、
胸からミストを吹いている。

それでも、ガンダムを背景に人々が記念写真を撮り、
私たちもグリコの前でもそうしたように集合写真を撮った。
名物をこの目で見る、
まあ、旅とはそういうものなのだ。