庭の菜園にシソの葉がわんさとある。
シソは勝手に生えてきて、庭を占領するほど成長し枝を広げる。
幹は木のようになって根もしっかりと大きく、これを抜くのには力がいる。
殆ど雑草状態だけれど、シソは香りがよく味も良いし、
料理の引き立て役としては重宝するからとても助かっている。
緑色の青シソは赤シソの変種らしいが、
これを最初に薬味にした人は先見の明があったのだろう。
緑色のシソの葉は美しく、これなしでは夏の食卓の価値が半減する。
飾りと言えば、魚にはヒノキの葉を敷いたりするし、
黄色いキクの花も飾ったりする。
これはいつ頃からの文化だろうか。
そこで、いつも思うのだけれど、
こうした飾りをわざわざプラで真似て作るのはいかがなものだろう。
葉脈の模様まで描かれているものもあるのだ。
それを業者が肉や魚、お弁当やその他に添えている。
その飾りは食べられないしどうせ捨てるのだから、
買うならなるべくそんなものが入っていないものを選びたい。
小さな疑問を少しずつ解決していけば、
売る側も変わっていくだろう。
今やほとんどがレジ袋が有料になった。
脱プラスチックは小さなことから始めなくてはと思う。
(写真 肉についているササみたいな飾りはゴミと化す)