9匹も孵化したメダカの赤ちゃんが全員いなくなって以来、
大人メダカもそうなるのではないかと不安で、
毎朝確かめながら数えている。
それが私の朝のルーティンだ。
夏に続けて抱卵していたメスは、水槽に戻した後は数日で消え去り、
行方知れずのメダカも増えて、いつの間にかたったの5匹になってしまった。
その代わりゴニョゴニョ動くヌマエビがと増えているけれど、
メダカの5匹は少なすぎて何やら淋しい。
メダカは最初は10匹ほどいて、
ひと月前はまだ6匹が健在だったのに、
こうして減っていくのはどうしてなのだろう。
メダカは水面に浮いて弱った姿を見せたりせず、
どうやら水底に横たわって息絶えるのか、その行方が分からない。
こちらとしては水草の陰に隠れて行方不明だと思いたいから、
目を凝らして毎朝毎朝数を確かめる。
でも、そうなったらほとんど姿かたちもなくなっているということを、
経験で知っている。
それにしても、メダカの死骸が一度も確認できないのは不思議だ。
共存するヌマエビたちの餌になっていのだろうか。
そこのところを知りたいものだ。