ビピットコインのアイディアを発表した
ひとりのアルゴリズム(暗合学)技術者についての番組があった。
ビットコインについては全く分からないし、興味もない。
でも、何となくその番組の構成が面白くてつい見入ってしまった。
それは仮想通貨取引における不正を完璧に防ぐためにとある研究者が論文を発表し、
人々に大変な変革をもたらしたらしい。
作者は実は人々が欲望に駆られるほどに拡大して成長していくのが、
この正体だと初めから知っていた。
ところが、現在ではアルプスの麓でマイニング(金の採掘)する施設が稼働し、
ヨーロッパ一国の電力消費量に値する電気が浪費されているらしい。
物凄い電気の消耗だ。
ビットコインの仕組みは元のデータをハッシュ値に圧縮する。
それを永遠にチェーンブロックで繋いでいくので改ざんが難しいらしい。
そして、ブロックにつないだ人に報酬が与えられる。
報酬を受け取る人は最初にマイニングに勝った人だ。
それがビットコインの仕組みらしい。
番組ではビットコインは銀行や国が取引に介在せず、
あくまでもピアtoピア(1対1)で記録者が記録する。
その台帳がブロックチェーンという。
これだけでも何度見ても理解できなかった。
ビットコインの生みの親が誰かということは未だに分かっていない。
何しろその人は最初に大金を貰うはずなのに一度も換金していない。
しかも、彼は名誉も欲せずわずか3年ほどでその世界から姿を消した。
本当の作り手は誰かという番組だった。
その追跡が面白かったけれどビットコインの仕組みの意味が、
すんなり分かった人はどのくらいいたのだろうか。
分かりやすくするためには、「貨幣の意味は何なのか?」から、
取り組むべきだったように思う。