今年は気温の変化が激しくて、
いつ夏野菜の苗を買ったらよいか迷ってしまう。
店に行けばきっとたくさん出ているに違いないけれど、
連休に買うのが通例だった私はまだ買う気がしない。
そこ百円シヨップに行ったついでに、種を買ってみた。
種は2袋で百円で数も少なく、小さな菜園にはちょうど良い。
園芸店の種は多すぎて殆ど残って、結局無駄になるからだ。
少し前に撒いたインゲンはもう双葉が出ている。
ナスの種は前に一度撒いたことがあって、
芽が出るまでにかなりの日数がかかる。
今回はオクラとナスを買ってみたけれど、
どちらも気温が20度から25度に上がらないと、
なかなか発芽してくれない。
その2種をビニールポットに3粒ずつ種を撒き、
薄く土を被せて発芽を待つ。
この時、乾燥させると芽が出ないので朝晩水をかけてあげる。
双葉が出て本葉が育ったら強いものだけを選び、
連作地ではない場所に植え付けなければならない。
こうして手間をかけて苗が育っても、
風にやられて茎が折れたりして、全部が全部育つわけではない。
強く生き抜いたものだけが実をつける苗になるということだ。
そう思うと、野菜作りの難しさ、大変さが良く分かる。
撒き時や移植時など頭を使うことばかりだ。
それに体力も気力も必要だし、
どこかの知事がホワイトカラーと比べて馬鹿にしていたけれど、
命を預かる農業者には頭が下がるばかりだ。
さて、長ナスは発芽するだろうか。