お店に昔ながらの朝顔型の丸い金魚鉢が売っていた。
わが家の金魚鉢はプラスチックの大きな菓子入れを利用したもので、
ずいぶん長いこと使ってきた。
そのプラスチックの容器がヘドロのようなもので真っ黒くなり、
束子でこすっても落ちず赤い金魚たちが見えなくなったので、
迷うことなくそのガラス鉢を買うことにした。
そして、水を新旧半々にして混ぜ、金魚を引っ越しさせた。
容積が半分ほどに小さくなったせいか、
金魚たちは水面に口をパクパク忙しく動かし始めた。
どうやら酸素不足のようだ。
水は毎日のように何分の一かは取り換えてきたけれど、
この新しい金魚鉢では無理なようだ。
では、なぜこのスタイルの金魚鉢が昔からあるのだろう。
こういう場合どうしたらよいのか、
ネットで調べてみたらポンプを使って水を循環させるらしい。
ポンプはあるにはあるけれど、
電気を使わず2年間も育ててきたので抵抗がある。
金魚は夏の間の涼のためにだけ生まれてきたのだろうか。
金魚の寿命は一体何年?
できればわが家の金魚には長生きしてもらいたい。
さて、この金魚たち、また元の汚いプラスチック鉢に戻そうか。
その方が金魚のためなら鑑賞は諦めるしかない