よく見知った自分のテリトリー?は近く感じるのに、
知らないところはひどく遠く感じる。
沿道の店も新鮮に映り、何かしら旅気分だ。
普段行き慣れない隣の県、
なぜか実はすごく近かったりするから驚いてしまう。
今日は念のため車のメーターをゼロにして走ってみた。
距離はキロで表すことができるから、比べることができる。
そんなわけで、出発前に同行の友人と予想してみた。
目的地に着きメーターを確かめると、
ふたりとも20キロも余計にみていたから面白かった。
何だ、これならいつも行く場所より30キロも短い距離だ。
距離も時間の感じ方と同じように、その人の心理で長短が変わるのだろう。
いつも行くところは慣れのせいで近く感じ、
馴染のない場所はひどく遠く感じる。
毎日のように何百キロと移動している人は、
それが慣れになっていて近くに感じるのかもしれず、
だから、長距離運転を続けられるのだろう。
滅多に遠出しない人は隣町も遠く感じるということになる。
どちらが豊かかとかという話ではないけれど、
出かけることが難しい人にも新鮮な旅はきっとあるということだ。