毎年続けてきたから少しは上手になっても良いものを、
今年の夏の菜園は出来がとても悪かった。
やはり、素人の野菜作りはそれなりにしかできないのか。
来年のためにここに思い出してまとめて置こう。
〇苗を買って育てたものは、
キュウリ、ナス、バジル、イタリアンパセリ、トマト、モロヘイヤ、ゴーヤ、オクラ、ネギなど。
〇種を撒いたのは、アズキ、ツルナシインゲンなど。
これほどの種類を4坪ほどの小さな菜園に育てたのである。
こうして列記するとあらためて多すぎるなあと呆れてしまう。
トマトは毎年、畑の周りに袋栽培で置いているから、
連作の障害はなくてそれなりの収穫があったけれど、他のものはほとんど駄目だった。
緑のカーテンのために育てているゴーヤもカーテンどころか実一つならない。
これでは経費と手間暇がかかり、コスパが悪すぎる。
不作の原因は、狭い畑に風が通らないほど植えたせいと連作障害もある。
それに大事な花の時期に続いた異常気象の長雨のせいだと思う。
また何より真夏の雑草の勢いに抗うことができなかったこともある。
それとも何年も続けてきたので、
畑の土そのものがくたびれてしまったのだろうか。
農家は広い畑を順繰りに使用しているようだし、
大量の土質改良剤を入れて機械で耕している。
雑草に関しては除草剤を使っているし、
合理的に配合された肥料もルーティンで施しているようだ。
これでは収穫に差がつくのは当然だろう。
でも、たとえスーパーの野菜がコスパが良くても、庭に野菜があるのは嬉しい。
朝採りのキュウリなど美味しさこの上ない。
完熟のトマトを食べるとお店のトマトは食べられないほどだ。
それに、自分で作ったものにはラップなどで包まれておらず、プラごみも増えない。
また私の場合、生ごみは土に戻すのでゴミの減量にも貢献しているのだ。
かなり良いことばかりではないか。
そろそろ朝夕は涼しくなる。
出来の悪さにでめげずに秋野菜の準備をしなくてはと思う。