午後から出かける用事があったので、
お昼は車の中で食べることにした。
お昼ご飯だからおむすびでもサンドウィッチでも良いけれど、
何となくアウトドアの食事作りの雰囲気が好きだから。
前にやった時はお鍋を忘れてできなかったので、
今日はじっくり考え用意した。
車の後ろをテーブルにして今日はチャーハンを作った。
日曜日のせいか人が気になるけれど、カーテンで隠す。
車内飯はけっこう気を遣う。
車内の温度も上がるので汗だくになる。
チャーハンの具は糠漬けの野菜をみじん切りにしてきた。
庭のできそこないのピーマンもみじん切りを済ませている。
それらをプラの瓶に入れてきた。
調味料は糠漬けの塩分とタバスコで十分だ。
お肉が入ってないから、まるで菜食主義者の焼き飯だった。
最後に卵を使ったからビーガンまでではないけれど、
それなりに美味しい。
窓の景色は公園の緑の森、
それが何より車内飯を美味しくさせているのだと思う。
たとえ、森の中の家であっても、
私はきっとこうして戸外で食事を楽しむだろう。
日常性と非日常の差は大きい。