最近は滅多にメモを紙に書くことをしなくなった。
スマートフォンがなかった時代は、
大事なことはメモ帳に文字を書いてメモをしていたというのに。
気になったことや後で読みたい本や見たい映画の題名など、
頻繁に紙にメモを書いていた。
山を歩いていても時間やコースなど紙を出しては書いていた。
買い物に行っても値段をメモしたりした。
ところが、最近はどうだろう。
全くと言って良いほどメモを書かない。
スマフォはいつもそばにあるからメモ帳を探すことなく、
簡単に過去の写真やメモを見ることができる。
それらを消さない限りアプリを開くと必ず目にする。
だから、殆どスマフォのカメラやキープメモに頼っている。
情報はQRコードでも読み取れる。
そんな意味ではとても便利だけれど、
いつのまにか漢字は読めても、
それを正しく書けなくなってしまう。
私の脳は委縮?してかたまり、
これから新しい勉強をするわけでもないので良いけれど、
まだ柔らかい脳を持つ小さな子供たちはどうなるのだろうか。
スマフォ世界がネイテブ世界なのだから、
たとえ文字の筆記を勉強させたとしても、
書くという行為は暮らしから遠のいてしまっているのだ。
何だか空恐ろしい。
(写真は電気屋で調べた品をスマフォカメラで写してメモる)