ブログをやっていてちょっと便利だと思うのは、
過去の自分の行動が分かることだ。
たとえば、去年の今日あたりは友達を誘って近くの公園に行き、
真っ赤に色づいた紅葉の見物をしている。
記憶の中では大体の時期は想像できても、
実際何月何日にどうしたとかは古い手帳を見れば分かるだろうけれど、
紙類は捨ててしまう私にとってブログの記録は頼りになる。
スマフォの写真も日記替わりになるけれど、
文章がないため私にとっては記憶を蘇らせる手段にしかない。
ブログには400文字程度の文章を書くので、
すっかり忘れてしまったことも思い出すことができる。
最もブログの運営会社が突然サービスをやめたりしたら、
すべて無になってしまうけれど、
その無というものがある意味魅力的でもある。
そんなことで今日はブログの記録に急かされてしまい、
用事のついでにひとりでその紅葉の名所へ行ってきた。
いつの間にか人気が出たのか、駐車場には観光バスも止まっていた。
先日の谷川岳方面のドライブで、今年の紅葉には期待してはおらず、
やはり大した色合いにはなっていなかった。
去年は素晴らしい錦秋だったので、カメラを構える観光客が気の毒だった。
私は自分のスマフォにあるその時の紅葉写真を見せたい衝動に駆られた。
余計なお節介だけれど、「ほら、去年はこんなだったんですよ」って。