わが家は二人とも文章に取り組むことが日常的にとても多く、
そのためパソコンが何台もある。
マイクロソフトは次々とOSを新しく変えていくので、
利便性のために仕方なく自然と増えてしまったのである。
その内の2台はもう古すぎて廃棄しようとしているのだけれど、
たまに使う時もある。
なぜならネット使用のために通常使っているPCはWindows10と11で、
それにはワープロソフトや表計算のあるofficeが入っていない。
だから、住所録やまとまった文章を書く時はとても困る。
先日はネットを遮断してoffice16のある古いWindows7で文章を書いた。
文章が長いので確認するのが面倒だったために、
思い立って読み上げソフトの入った大昔のXPを取り出した。
これは捨てるために物置に置いていたものだ。
これにはoffice03が入っていて、
さすがに新しい16のバージョンはそのノートで開くことができなかった。
そこで、全機種に装備されているメモ帳機能を思い出し、
ワープロの本文をコピーしてUSBに保存した。
それを読み上げソフトに入れ込み、ナレーターに読み上げさせるのだ。
この読み手が子供だったり大人の男女だったりして、
漢字の読みの間違いも少なくとても聞きやすい。
読み方の難しい人名なども辞書を作れば学習してくれる。
文章を聞きながら家事ができるので、とても素晴らしいソフトだと思う。
パソコンというものは、
どうしてこうも新しくなるごとに不便になってくのだろう。
何もかにもクラウドに保存されネットがなければお手上げた。
もちろんこのことは単にPCに対する能力がないせいもあるのだろう。
だから、互換性のあるメモ帳ソフトがとても有難かった。
この機能はいつまでも標準装備して欲しいものだ。