友達と二人で隣町の自然公園を散歩した。
お昼は野外飯と決めていて、ザックにはいつものラーメンが入っている。
今日はそれを火を使わずにできるかどうか試してみた。
猛烈な風が吹いている中、ラーメンをコッヘルに入れて、
その中に熱い湯を注ぐ。
魔法瓶は山専用ボトルの優れもので、
3時間経っているのにまだ熱湯に近かった。
さて、コッヘルに麵に被るほどのお湯を注いでキルトの袋に包む。
それをお腹に抱え込んで待つこと約10分。
恐る恐る蓋を開け、麺をお箸で取って口にしてみると、
普通に食べることが出来そうな感じだった。
そこにあらかじめ刻んできたネギとハムを入れ、
スープの素を入れてかき混ぜる。
ふむ、味はそんなに悪くないし、麺もゴワゴワしてはいない。
これなら野外では十分だ。
世の中には自然災害や戦争で、
当たり前な暮らしができない人がたくさんいる。
私たちもそんなときがやってくるかもしれない。
それがいつなのかは神のみぞ知るだけれど、
少しずつ知恵を働かせ、
サバイバルに備えていこうと思う。
火を使わないインスタントラーメンでもおいしく食べることが出来る。
この発見は大きい。
またやってみようと思っている。