ずっと晴天が続いているので、
思い切ってダウン製品を手洗いしてみることにした。
ダウンの上下と、ダウンシュラフの三つ。
ダウンの上下のラベルには手洗い可能と書かれている。
だから、浴槽の中に40度ほどのぬるま湯を張り、
中性洗剤を入れて服を10分ほど漬け置きする。
それを軽く足で踏み続け、汚れが落ちるようにした。
このダウン上下は山岳用なので、秋冬
のシュラフの中でインナー代わりに使っていた。
上着は普段でもよく着ていて、買ってから10年近く経った。
だから、洗い湯は茶色く汚れていた。
悲しいことにお湯で濡れたダウンは見る影もなく、
ペチャンコになってしまった。
それでも、乾くと元に戻るはず。
誰れかのブログでもそんなことが書いてあった。
それを信じて5回ほど汚れたお湯を取り換えてきれいにした。
そのまま干すのは嫌なので3分間脱水する。
脱水されたダウンを光に透かして見ると、
中でダウンが一か所に固まってしまった。
このまま復帰しないのか心配だったけれど、
タライに横にして何日間か日に当てて干してみる。
すると、いつの間にか買った時と同じほどふっくらと仕上がり、
とても気持ちが良い。
それに気を良くして大きなシュラフも同様に洗ってみた。
これはそれほど汚れておらず3回すすいで、
今度は脱水にかけず、水浸しのままベランダにかけてある。
脱水すると細かいダウンが縫い目から飛び出す恐れがあるのだ。
このダウン、買ったのはいつだったか?
フアフアになって仕上がってほしいものだ。