昨夜は四人で大いに盛り上がり、
普段の3倍ほどのお酒を飲んだ。
早寝の私が床に就いたのは12時近くだった。
友人たちはそれからもまだ宴を続けたという。
おかげで二日酔いとまでいかないけれど、朝は少し頭が重かったが、
5時にはお布団を出て朝ご飯の用意を始めた。
自宅居酒屋の後始末をしてお米を研ぎ、
昨夜の残りを新しいお皿に盛り付け直していたら、
仲間の一人が共同食担当とかで起きてきた。
共同食とはみんなの分のことで、彼らは山女だから特殊な言葉を使う。
彼女が持参したお野菜でベーコンのたっぷり入った汁を作ってくれた。
デザートには食べ頃のマスクメロンもある。
それらを食卓に並べると、まるでホテルの朝のようだ。
女同士の集まりは食事がバラエティに富んでいてとても豪華になる。
長年料理をし続けているからこその才で、
おかずが足りないということがない。
これが男同士の会だったらどうなのだろう。
偏見かもしれないけれど、出来合いの品が並び、野菜が少ないように思われる。
女たちは常に健康とグルメは一体となっている。
そんなわけで今朝も豪華な食事になったのだが、
皆、昨夜の飲み過ぎと食べ過ぎでそんなに入らなかった。
でも、食事が終わったら近くのテンプル山を私の案内で歩くのだ。
空は曇っているけれど日中は持つだろう。
でも、ここのところ落ち着かない天気が続いている。
雨具をすぐ出せるようにリュックの上蓋に入れて置かなければ。