金曜日辺りから胃の辺りがじくじく痛み始めた。
頭も何となくボヤっとしていて、食欲もなくなった。
こんな時は食べないに越したことはない。
身体が食べ物を必要としていないのだ。
だから、当然のこと全身に力が入らない。
よって一日中横になるしかなかった。
二日目の夜は何も食べないのはどうかと思い、
おかお粥を作ってビタミン飲料とともに恐る恐る口にした。
痛みは少しずつ減っていった。
それから、多少身体が回復して食欲が湧いてきた。
でも、思い切って朝食をとらないことにした。
朝食抜きの暮らしはメリハリがなくて馴染めないけれど、
三日ほど続いている。
今までなら朝は7時、お昼は正午、夜は7時と、
きちんとルーティン化していた。
ずっと習慣化していたため用事で時間がずれるのは嫌だった。
でも、朝を抜くとお腹の中が何となく分かりやすい感じになった。
これまでの私はいつも胃の中に食べ物が消化されずに残っているのに、
無理やり食べている感じだったのだ。
もしかしたら、若い時やっていたように、
朝抜きの暮らしが自分の体に合ってるのかもしれない。
悩ませられてきた慢性の胃痛も改善されるかもしれない。
そして、何より一食抜いたせいで、次の食事がとても楽しみになった。
実際にとても時間をかけて美味しさを噛みしめるようになった。
たいした運動もしていないから、
しばらくこのままやっていこうと思っている。