昨日、友人たちをテンプル山に案内していたら、
山に入って間もなく突然雨粒の音がした。
普通の雨だったら雨具を着るかどうか迷う余裕があるのに、
それどころではなかった。
霰のような大きな音で雨が落ちて来るので、
ザックから雨具を出す間、何もかにもびしょ濡れになった。
ズボンを履くのにも泥だらけの靴で履いてしまう。
まさかこんな雨になるとは思わなかったので、
スマフォの水対策もしておらず、慌ててリュックの底に押し込んだ。
私のスマフォは防水ではなく、機器が壊れたら被害甚大だ。
おかげで写真を撮ることができず、道々の記録ができなかった。
雨は30分ほど続いて、そのうち小雨になり、やがては青空も出てきた。
雨粒が大きくて雨具の効果もなく、かなり身体が濡れてしまった。
幸い新品の靴下は濡れなかった。
またテンプル山は低山ながらアップダウンが多い。
岩場の道もあるので滑りには要注意だ。
小さな山でも天候で大きく危険度が増す。
高山なら遭難の危険が大だ。
仲間の雨具もかなり水がしみたらしい。
全員が久しぶりの雨中行動だと言っていた。
私は全く用意が悪くリュックの中も濡れてしまった。
リュックカバーの防水が古すぎて効き目がなく、
カバーをする間にかなりの雨にやられたのだった。
友達は皆、リュックの中にインナーと言って、
少し厚手のビニール袋を入れている。
その中に荷物を入れるため、リュックが濡れても中身は大丈夫なのだそうだ。
また雨具のズボンを履く時のビニール袋も必ず持っているので、
泥だらけの靴でもズボンが汚れない。
久し振りの雨中行動に色々と反省する点が多かった。
彼女たちに学んで今度からもう少し完璧にしなくてはと思う。