耳鼻科で処方されたステロイドなどの薬のせいなのだろうか。
それとも原因が脳の病ではなかったという強い安心感からなのか、
今日はすこぶる体調が良い日だった。
多分、これは救急車を自ら呼んでしまった反動なのかもしれない。
眩暈発作後、断っていた往復運転200キロの野暮用を実行することにした。
確実にもう眩暈が来ることはないと自信があった。
いつもの公園でお昼になり、
作って来たチキンカツお弁当を車内で食べてから、しばらく休んだ。
沿線の桜もかなり咲き始め車窓からの花見も大いに楽しめる。
目的地近郊のスーパーで買い出しして、2時頃には山の家に着く。
そこで3時間休んで、またUターンだ。
たいていは数日滞在するのに、こんなこと滅多にしない過酷パターンだ。
我ながら何という元気さだろうか。
でも、何だか調子良く心がハイになっている気がする。
帰りには懇意にしている工房に修理品を預け、
暗くなった頃に我が家に無事到着。
忙しいけれど、とても充実した日だったと思う。
大袈裟な私は、残された時間がないように思われ、
一刻一刻を大切にしたいとつくづく思うのである。
遠い国の戦争のこともあるし。