今年はアウトドア用に持ち運びの出来るバッテリーを買った。
その後、バッテリーに電気を供給する太陽光パネルも買い、
ベランダに当たる太陽の光で、
電力が増えていくのが目で見て分かるようになり楽しくなった。
太陽光発電はかなり以前からあって、
パネルが安くなったのか百円ショップのガーデンライトなども、
5年経っても暗くなると明かりがちゃんと点く。
ただし、電力の大きい家庭用の電気製品を使うとなると、
それなりにパワーが必要だ。
そこで、あれこれと悩んだ末、
動画で多く宣伝されている某有名どころの製品を買った。
電気洗濯機が回せる容量の700Wのものだ。
持ち上げると10キロと重たい。
これには充電方法が三つあって、
①家のコンセント②車のシガーソケット③太陽光とある。
私の場合、車で遠出することが多いので、
②の車の方法がこのバッテリーを買った所以だった。
それなのに、車で充電した時、思いがけないトラブルが起こった。
ソケットが焼き付いて壊れたのだった。
ディーラーで取り替えてもらったけれど、
同じように差し込んで充電したら、
ものの10分でソケットがやられそうな高熱になっていた。
このまま3時間もつないでいたせまた壊れることになる。
そこで、業者に質問メールを送ったら、すぐに返事がきた。
何度かの問い合わせにも親切に応えてくれたけれど、
私が知りたい肝心の検証をやってくれない。
終いには返品処理の提案を出して来た。
そうしたら専用の太陽光パネルはどうすれば良いのか?と返答すると、
「大変、ご迷惑をかけて申し訳ない。
技術部に問題を伝えているからしばらく待って欲しい」ということだった。
その後、返答を待ったけれど、既に3か月が経った。
そのことをアマゾンを通して送ると、
業者への質問メールの受付は終了していた。
この3か月の間、その某有名メーカーは次々とユーチューバーに、
その高価な機器を無償提供している。
スマフォでの宣伝も相変わらず続いている。
ユーチューバーは当然ながらその性能を褒めている。
充電方法は3通りと変わっていない。
私はその人たちの動画を見て買ってしまったのだった。
たった10分の検証がなぜできないのか?
それは、メーカーにとって不都合な真実だからなのだろうか?