ここ数日、洗濯物をせっせと手洗いしている。
数年前にも一度頑張ってみたのだけれど、三日坊主になっていた。
クーラーに頼らない私の暮らしは、
シャワーを朝昼夕と日に三回は浴びなければやってられないので、
夏は大きな洗濯かごが一日で溢れてしまう。
持ち運び太陽光パネルとバッテリーを使うようになってから、
電力の消費量を目視できるので、我が家の洗濯機も測ってみた。
すると、洗濯機は100から380w前後の電気を使っており、
最短の洗いで50分ほどかかっていた。
このワット数とは1時間に消費する電力のことらしい。
適当に想像すると250wほど消費するのだと思う。
コロナのせいで外出を控えているため時間はたっぷりある。
何かサスティナブル(持続可能な地球環境)なことに時間を使いたい。
そこで、何となく分かりやすいし、
以前やってみた洗濯物の手洗いをすることにした。
電気洗濯機と同様いっぺんに何枚もの服を洗おうとしたら、体力を使う。
家事に体力を使うと心が疲弊する。
楽しんでやらなければ元も子もない。
そこでシーツは1枚だけ、タオルは5枚などと、朝と昼などと分けて、
少しずつ洗うことにした。
それなら絞った衣類が小さな洗面器に入り、
そのぐらいの量なら精神的にも無理がないことが分かった。
家族二人だと日に三回は洗うことになるけれど、
それがそんなに苦ではない。
洗濯石鹸で一枚ずつ洗いながら、わざと足を曲げてストレッチも兼ねる。
毎日洗うので白いシンクはピカピカになったままだ。
それを二階のベランダで干す時は、
ギンギラギンの憎たらしい夏の太陽も頼もしい助っ人のような気がしてくる。
毎日回していた洗濯機を10日ほど利用していない。
私を「全自動人間洗濯機」としたら250w×10回で2.5kw働いたことになる。
サスティナブルに針の先でも貢献出来だろうか。
たいしたことないけれど、やらないよりは絶対に良いと思う。