アウトドア用と非常用にするために、
この夏は奮発して蓄電機とソーラーパネルを買ったけれど、
残念ながらとても不都合なことが起きた。
私は隔週で遠出をするので、出先でノートパソコンやタブレットを使ったりする。
手に入れた蓄電機(持ち運び用バッテリー)は、
運転中に車から電気が取ることができるということで、
それ専用のコードもついていた。
ところが、車で充電していたら2度目でソケットの電気が止まってしまった。
車検の際にディーラーに事情を説明し、調べてもらったところ、
車のソケット自体が壊れていたという。
仕方なく修理交換してもらっただけど、どうも納得がいかなかった。
それに新しく替えた後もコードの先端が火傷するように熱かった。
これでは充電するたびにアクセサリソケットを壊してしまうようだ。
買ったバッテリーは一番の売れ筋のもので、
価格は8万ほどとその世界ではかなり高いことで知られている。
説明書には自宅の ①AC電源からと ②車のソケット、
それに、③太陽光から3通りで充電可能と書いてある。
太陽光は不安定なので晴れた日の暇な時だけ利用し、
長い時間運転することの多い私は、
車からの充電が何といっても魅力だった。
それができないのなら買うことはなかったのである。
アマゾンでの買い物は何度もしているけれど、業者に質問したことはない。
もちろん評価も面倒でしていない。
でも、今度ばかりは説明を聞きたいと思い、
アマゾンを通じてメーカーにメールを入れた。
すると、翌日に返事があり、「コードの不良かもしれない」と書かれ、
良かったら新しく送り直すとあった。
さすが日本の某有名メーカーだと感心したが、
送られてきたコードも同じようにソケットの中で高温を出していた。
試しに家にあるもう一台の軽自動車のソケットを試してみたが、
やはり、こちらも熱かった。
そこで、再びそのことをメールで問い合わせると、
「研究室に上げたので回答を待って欲しい」とのことだった。
ディーラーの方にもソケットの耐熱について調べてもらったのだけれど、
部品発注工場に調査資料がないとのことだった。
私の車のソケットの蓋には180Wまでと書かれてあり、
コードを繋ぐと持ち運びバッテリーには95Wが送られている。
最近抵抗というものも知ったけれど、これも範囲内の値が書かれていた。
理論的には何の問題もないということは、
私が手に入れたバッテリー本体に問題があるのかもしれない。
この蓄電機で電気のイロハが少し分かったため、
ごまかしの回答では納得しないつもりだ。
だから、業者の真摯な対応を期待しているが、さてどうなるやら。
(写真 車の運転中、アクセサリソケットから95Wがバッテリーに入って来ている)