コロナの影響で野外で遊ぶキャンプが流行っている。
本屋にもその類の本が多く並び、
チェーン店もキャンプ用品を売り出すようになった。
私はたまには山岳用のテントを背負って山に行くこともあって、
元々アウトドア派ゆえキャンプそのものも好きだった。
でも、オートキャンプは登山のための一式と違い、
持ち物が驚くほど多い。
5人で行った今回のオートキャンプは、
普通車に無理やり荷物を押し込めなければならないほど
沢山の荷物だった。
まずは6人はゆうに寝ることの出来る大型テント。
下に敷くグランドシートに室内に敷くアルミシート。
ダウンの服やシュラフに枕、毛布2枚にマットなどの寝具。
夜のために明るいランタン2つにランプが二つ。
念のために大容量の家でしか使ったことのないバッテリー。
そして、スマフォやルーターにそのコード。
タオルなどの洗面用具。
またキャンプには雨がつきものなので、
雨が降っても焚火ができるように新しく買った耐火生地のタープ、
それを支えるポール2本。
折りたたみ椅子5つに折り畳みテーブル4つ。
テーブルは調理台専用がないと不便だ。
立式のバーベキューコンロに薪と炭。
焚火が失敗した場合の登山用のバーナーとガス缶数本も欠かせない。
食器はコッヘル一式と和式飯盒やメスティンやシェラカップなど。
もちろんお箸やスプーン、ナイフやまな板は欠かせない。
それに、手近で使える水タンクや台布巾、束子や洗剤などの洗い物セット。
大事な食料は野菜や小麦粉などと、
保冷袋に入れた肉などで、欠かせないビールとワインのアルコール飲料。
ムードを大切にしてワイングラスやテーブルクロスなどなど。
こうして列記すると、まるで家そのものを運んでいるみたいだ。
登山の場合はリュックの中に全てが収まって私の場合8キロで済む。
オートキャンプは車で運ぶためにこんなにも荷物が多くなる。
それでも、野外で過ごすのは楽しい。
だから、ますます愛好者が増えるのではないかと思う。