もう三日も手作りの玩具を作っている。
クーラーを入れてない33度の蒸し暑い部屋で、
汗だくだくになりながらやっている。
一日に正味三時間ほどやってる。
段ボールをカッターや鋏で切ったり、張り合わせたり、
絵の具を調合して塗ったり、すべて手作りでやっている。
今の時代は便利なものが多く、
厚紙を貼るのも強力なガムテープなどを使えるけれど、
私はなるべくそれらを使わないで「工作」の原点に立ち返っている。
こだわりというものだ。
糊は指で広げ紙を合わせたら乾くのを待つし、
ボンドの場合は重しを置いて接着を待つ。
そんなふうだから焦ってはいけない。
少しづつ作っていくのだ。
こんなやり方だから一気にはできず、家事の合間にやっている。
またこんなこともあろうかと、不要の箱や厚紙はいつもとっておく。
赤い紙や黒い紙など、お菓子の箱のものはとても丈夫で立派な材料だ。
あらためて買ってきたものは糊ぐらいしかない。
さて、作り始めて三日目、そろそろ完成に近い。