楽譜を作る無料のソフトをパソコンに入れてみた。
大分前に友達からソフトを頂いたことがあったけれど、
あまりの難しさに手も足も出なかった経験があり、
まさか自分がまたやってみるとは思わなかった。
コロナ禍のせいで家にいることが多く、
一つぐらい新しいことに挑戦してみるのも良いではないか。
きっと大分使いやすくなっているはずだから。
最初に入れたソフトは、
手書き感覚で五線譜に音符を書くことができて驚いた。
小さい子供は自在に使いこなすかもしれない。
頭の固い私は半日かかったが、
どうにか70小節ほどの楽譜を作ることができた。
たったそれだけなのに半日とは長いけれど、
#や♭、拍子や強弱、テンポなど譜面に盛り込むのだから、
いくら自然な感覚のソフトとは言えど難しかった。
おかげで肩こりがとてもひどくなった。
楽譜ソフトの良いところは、
書いたものをすぐに再生できることだ。
テンポを速くしたり調を変えたりが一瞬でできる。
まだ私にはできないけれど、
音質もピアノ風にしたりドラムにしたり色々選べる。
作曲が趣味の人は重宝するだろう。
出来上がった譜面を印刷にかけようとしたら、
残念なことに「はい、それまで」だった。
譜面を作るのは無料だけれど、
印刷するとなるとお試し版では駄目なのだ。
ソフトを○万円で購入しなければならない。
以前の楽譜ソフトが確か三万円ほどしていたから大分安くなっている。
このままでお試し版を使い続けることは可能だけれど、
楽譜を見るためにいちいちパソコンを立ち上げることになり、
実用的ではない。
楽譜はやはり紙媒体ではないと。
そこで、他の無料のソフトを探してみたら
musescoreというフリーソフトを見つけた。
早速インストールして試すと、
一つ目のものと比べたら格段に難しく手を焼いた。
基本を覚えるのにもかなり頭を悩まされる。
ますます肩こりがひどくなった。
同じ楽譜を写すのに朝から夜の7時までかかってしまった。
一つの作業を覚えたと思うと次の瞬間思うようにならず、
何度も何度もやり直してしまうからである。
いずれにしても出来上がった譜面を確かめ、
白い紙に印刷してみた。
初めてにしては良い出来ばえではないか。
今度は少し難しい楽譜に挑戦してみようと思っている。
(写真 初めて音符が書けたときをパチリ)