今年は手帳を貰えなかった。
たいていはどこからか立派なダイアリーが貰えるのに。
コロナによる不景気のせいだと思う。
きっとサービスの手帳を配る余裕がなくなったのだ。
いつだったか一度だけダイアリーが手に入らなかった年があり、
その時は小さなノートに自分で日付を書いて代わりにした。
決して本屋で買ったりはしない。
余ったノートはいくらもある。
今年もそうしよう。
白いページに日付を書いてちよっとしたメモを書けばそれで済む。
全体の暦は壁に貼った月ごとのカレンダーがある。
元旦から1日ずつ殴り書き程度にメモっていたのだけれど、
明日の日付がないのは不便だった。
明日のない手帳。
よく考えると最もな気がする。
明日があると信じて疑わないのは、これまでの経験があるからに過ぎない。
でも、明日がないと仮定したら人は生きていけないだろう。
やはり、線を引いてせめて1週間分は日付を書いておこうか。
その方が分かりやすい。
未来は自分で作るなどと、かっこいいことを考えない方が良いようだ。