今日は快晴だった昨日と一変して空が雲に覆われている。
今にもみぞれが落ちてきそうだ。
天気予報がぴったし合っているではないか。
最近の天気予報の正確さには感心してしまう。
以前はなかなか信用できなかった。
明日の天気だって違っていたものだ。
下駄を投げて晴れ雨を当てた方が良いぐらいだった。
なのに、今日からの悪天は1週間前あたりに出された予報なのだ。
もし、一日でもずれていたら、
昨日の長い山歩きは散々なことになっていただろう。
この正確さは天空に静止している気象衛星ひまわりがあるためだ。
科学に弱い私は、このひまわりが今は8号と9号が運用されていて、
複雑なデータを地球に送っているということを初めて知った。
とにかくよく分からないけれど、
データを解析することにより天気を予報するらしい。
人間って凄い、そんな解析で1週間後の天気を当てるのだ。
統計と確率という概念を学問的に作り上げたのはパスカルである。
「人間は考える葦である」という有名な言葉は誰でも知っている。
彼は人間をいつでも押しつぶされる存在の、か弱い葦に例えた。
さて、コロナはどうなのか。
コロナには予測や予報はないのだろうか。
たくさんのデータが出ているが一体いつ終息するのか。
ナビのニュースでは盛んに大雪の注意が流れている。
そんなニュースを聞きながら家路に向かっている。
車の温度計は3度を示している、雪になるかもしれない。
所詮、人間なんてか弱い葦なのだ。
人工衛星は飛ばしても、ウイルスを絶滅させることはできるわけがない。
そんなことを思った。