我が家が「700mhz利用推進協会」で、
2度目の無料回復をしてもらってから大分経った。
今のところブロック現象は起こっていないけれど、
またいつ起こるか気が気でなく安心はできない。
それほど長いこと悩ませられたからだ。
二度目の点検の際は、「どこも異常がない」と言われた。
テレビ画面の点検時にもブロックが起きていたのに、
屋根に上り、アンテナの確認でも数値に異常もなく、
アンテナもしっかりとしているとのこと。
「不思議ですね」と言われた。
なのに、彼らの訪問の直後からあれほどひどかったブロック現象が、
まるで潮が引いたように解消したではないか。
どこか修理したのかと思うほどだ。
先日、滞在した先で、
「700mhz利用推進協会」がチラシをポスティングしていた。
まだまだ日本中にそんな場所が増えているのだろう。
チラシをあらためてよく読むと、
700mhz帯とはテレビの地デジの電波帯で、
その余った部分を携帯会社が利用しているとのことだった。
そのためテレビの映像を乱すことがあるから、
そんな場合は「無料のコールセンターへ連絡を」と丁寧に書かれてあった。
電波の知識のない人はテレビの映りがおかしくなったら、
私のように電気会社に問い合わせたり、
アンテナの要らないケーブルテレビに替えたりして、
余計なお金を散財してしまうところだろう。
このチラシを見なかったら事情も分からないだろう。
私の経験ではこの電波障害は近所とは共有せず、
ただ我が家一件だけというところが特徴だった。
裏の家もお隣もさんも前の家も普通に映っていた。
高所作業用のリフトを使い、二人で点検に来るところをみると、
かなりの費用をキャリア携帯会社が負担しているのだと思う。
チラシには「一般社団法人700mhz利用推進協会」とあり、
とてもしっかりフォローしている感じがする。
思えば車で走っていると、
今まではなかった携帯の電波塔が立っている時がある。
いつのまにかそこいらじゅう電波塔だらけで、
電線の伸びる電気の電波塔より多いほどだ。
そのため、周辺の家々にポスティングしているのだろうか。
世の中だんだん変わっていく。