突然とあるわけでディズニーランドの券を1枚だけ貰った。
期限が二日しか残っておらず、あれこれ考えている余裕がなく、
雨を覚悟で行ってきた。
ケチな私は7400円を無駄にしたくなかったのだ。
現地に着くと、雨傘を日傘にするほど天気が良くなった。
これはラッキー。
人工的な場所より自然派の私は、
今までディズニーランド体験がなく、事前知識もなかった。
おかげで右も左も分からず、ひとりで来ているのでなおのこと心細い。
舞浜の駅は人もまばらだったのに、
ディズニーランドの敷地内は人がウジャウジャしていて別世界だった。
梅雨時で平日だし、これでもきっといつもの半分ほどなのだろう。
ここもアジアの外人観光客が目立っていた。
城の前では夏の新イベントが華々しく行われていて、
何やら消防ポンプのような激しい水が空に飛び交い、
PAの仕組みはどうなんだろうと思うほど会場中に音楽が響いていた。
熱心な客たちはわざわざ水浸しになって喜んでいる。
パンフを見ると水のかかる直近の場所は抽選なのだそうだ。
歩いている人も帽子などグッズを着けていてディズニー一色だ。
赤ん坊にもミッキーの帽子を被せている。
ド派手な色のキャラクター服の人も多い。
シンデレラのドレスを来た女の子も珍しくない。
まるでディズニー命のように思える。
何か特別な世界に見えるのは私が一人だからだろうか。
分からないまま地図に沿って歩き、
幾つかのアトラクションを体験した。
係員に尋ねてファーストパスという整理券を求めてまず入ったのが、
「スター・ツアーズ」。
仮想の画面が迫ってきて座席が激しく揺れ、
その臨場感に打ちのめされた。
まるで本当に飛行機に乗っているようだった。
バーチャル映像の技術はここまで来たのかと感心したけれど、
よく考えなくてもここは世界のディズニーランドだったのだ。
次に「スペース・マウンテン」も聞いたような名だったので、
11時にパス取ったら16時45分からだった。
相当人気なようだ。
16時半からのパレードをしっかり見物した後、行ってきた。
暗闇のジェットコースターで心臓が破裂しそうだった。
ブランコも苦手な私、たぶん一生に一度の貴重な体験だ。
この2つのパスの空いた時間にその他幾つか回ってみたけれど、
帰りの電車で落ち着いてパンフレットを見たら、
ほんの少ししか回ってないことが分かった。
ファンタジーランドには行ってもいなかった。
うーん、残念。
10時から夜の7時までいたというのに。
リピーターにならなければディズニーは満喫できなのだ。
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そこで体験したアトラクションをメモしておこう。もしやすると次があるかも。①スター・ツアーズは恐怖だったが珠玉 ②スティッチ・エンカウンターはほのぼの
③ジャングル・クルーズ は面白くて2回も ②鳥や花が歌うチキ・ルームは愉快で楽しかった。
④スペース・マウンテンは心臓発作ギリギリ。仮想ではなく本物のコースターだった。 ⑤ロジャーラビットのカトゥーンスピン ⑥ハズ・ライトイヤー