12月3日から4日 ⑤初めてのゲストハウス体験
平戸へ行ってきた。
ここは鎖国以初めて外国と交易した場所だ。
貴重なキリシタンの遺跡も多く、
平戸ではネットで見つけたゲストハウスを予約していた。
ザビエル教会から7キロほどで海のそばにあるらしい。
観光地を幾つか見て回り、生月島まで渡って来たので、
ホテルに向かう頃には辺りは真っ暗になっていた。
ナビに従い走っていると、
民家のない山道になり、とても不安になった。
こんな場所にゲストハウなどあるのだろうか。
ついに、どこを走っているのか分からなくなって、
一旦、信号のある通りまで戻ろうかと思った時、
温泉スタンドらしきところに、一人の男性がいた。
その人に事情を話すと、親切にも温泉汲みをやめて車を先導してくれた。
軽トラの後を追いかけそれらしきゲストハウスに着く。
どうやらナビの案内する道は間違っていなかったけれど、
土地の人の優しい心が有り難かった。
台風の影響なのか猛烈な風が吹いている。
ゲストハウスの全体像は分からず、とにかく説明を受けて部屋に入った。
女主人は「ここはホテルではなくゲストハウスです」と、強調した。
つまり、洗面室やトイレ、
シャワー室などはドアの外の廊下を通っていくのである。
部屋は広々としていて、しゃれたリゾートホテルのようだった。
これで一室8000円、兄と二人では広すぎる。
外はどんな景色が広がっているのだろう。
明日の朝が楽しみだった。
(上 生月大橋 下 ゲストハウスのバーベキュー設備)