旅先で知り合った人からSMS(ショートメッセージ)メールがあった。
その人は遠いところに住んでいるので、
昨夜の新潟の地震を心配して、
わざわざ連絡をよこしてくれたのだ。
メールで返そうとしたけれど、
私の携帯では5分なら自由に電話ができるので、
思い切って電話してみた。
話した方がじかに伝わると思って。
私が北海道の地理が分からないように、
遠くに住む人は関東地方と新潟が近くに思えるのだろう。
被害がなかったか心配していた。
有難いことだ。
メールのお礼と関東と新潟の位置について説明していると、
あっという間に5分近くなってしまった。
制限時間5分の説明をした後、失礼を詫びてすぐに切った。
別に5分を過ぎたら少し高めの通話料を払えば良いだけなのに、
なぜか5分できっちり終わらせたいという妙な気持ちが働く。
でも、この5分電話はどうも短すぎる。
単に用事だけの会話なら支障ないのだが、
友達としゃべったりすると全然足りなくて困ってしまう。
そのため何度も切っては続けてかけたりしてしまう。
相手が無制限の場合は相手方がかけ直してくれることになる。
細切れに喋るのは失礼だから、
無制限の契約に変えた方が良いのだろうか。
でも、それはエコな暮らしを目指す私にはそぐわない。
SMSメールで返せば良かった。
いやいや、現実の声を相手に伝えることは大切なことだから、
今朝の電話は短くてもやって良かったのだ。