携帯電話をキャリアから格安の通信会社に取り替えてから、
早くも1年以上が経つ。
通信環境はキャリアと比べると不安定なことも多く大分劣るけれど、
どうにかこれまで何事もなく過ごしてきた。
このスマフォ契約は電話がアプリでつながりかけ放題になっているのが、
以前の5分電話のキャリア契約と比べ大いに魅力だ。
昨今は直接電話で連絡し合うことが減ってはいても、
時には友人から電話が来たりする。
そういう場合、長電話をしても気にならずかけ放題は有難い。
今日は庭仕事をしていて友人の電話に気づかずにいた。
部屋に入り、画面を開くと赤い着信マークがあった。
すぐに返信をプッシュし、久しぶりの会話を楽しむ。
画面がいつもと違うのに「オヤッ?」と思ったけれど、
そんなに気にせず1時間半ほども楽しくお喋りしてしまった。
ところが、見つめる画面はやはり妙な感じがした。
もしかしたら無料アプリ電話を使わず、
普通の電話でかけたのではないか。
私はあわてて友人の着信マークの場所で返信したのだ。
これは相当の電話料がかかるかもしれない。
ネットで調べたらこのスマフォ契約では1分が40円以上もする。
とすると、電話料金は5000円近くなるではないか。
とても落胆して別の友人に愚痴ってみたら、
彼女がこう言った。
「楽しい時間を過ごしたのなら安いもんだわ」と。
この言葉で少し気が楽になったけれど、
今月の請求額が恐ろしくてならない。