昨日はナイターテニスをしたために寝るのがとても遅かった。
このところ忙しい日が続いて体力を使い果たしていたから、
昨夜のテニスはいつもよりもコーチの言葉が多かった。
一振りごとに駄目出しだった。
球に向かって走って間に合っても全然タイミングが合わず、
ボレーはネットに引っかかり、ストロークはアウトばかり。
どうしてこんなに下手なのかとコートに座り込むほど。
コーチが自分の構え方を審判席で観察するように言うので、
彼の動く様子をよく見ていたら、その違いが分かった。
コーチの振りは全身で球を打とうとして打っているためとても恰好良かった。
私のスタイルは「球が飛んできたから」腕だけでラケットを振っているから、
格好が至極悪いのだろう。
つまり、基本がなっていないのである。
このことはどんなスポーツにも言えるし、
物事への対処の仕方にも通じる。
とはいえ、疲れもあって簡単に真似はできず、
一連の基礎が終わり、お遊びのダブルス試合になった。
面白いものでこんなにクタクタだったのに、
ねらったコーナーにボールが飛び、自力で1ゲームを勝ち取った。
自力で勝ったのは初めてのことだ。
コーチはというと、ミスばかり続いていたから不思議だった。
そんな夜だったせいか、今朝方右足が激しいこむら返りを起こし、
今も痛みが残っていて、おまけに寝不足でボヤッとしている。
つくづく無理は禁物だと思った。