お昼にお風呂に入って身体が暖まったので、
そのままお布団に横になったら、何と三時間も寝てしまった。
実は今日は趣味の仲間との忘年会で、私は出なかったのだった。
そのせいかこの日が何となく重かった。
私がひとりぼっちで過ごす時間にみんなが楽しく騒いでいる。
それを思うとちょっぴり辛いのだった。
だから、きっと逃げたかったのだろう。
みんながワイワイ騒いでお酒を飲んでいる一方で、
自分はこうしてひとり、お布団の中で寝てしまっている。
そもそも忘年会を欠席したのは自分のせいだ。
好きでない人がいて、その人の会話が耳に障り、
ならば、不参加ということになった。
辛抱が足りないのだ。
社会に生きるということは、少なからず自分の好みを抑えなければならない。
でも、どうだろう。
パーティーとは気の合った人たちと楽しい会話をして、
お酒を酌み交わし、美味しい料理を食べることだ。
無理に合わない会話をする人に相槌を打ったりしたくない。
ただならともかく、高いお金を払って我慢することはないではないか。
何よりも仕事の集まりではなく、趣味の仲間なのだから。
でも、今日、三時間も寝てしまったのは、
ぼっちに徹底してない私の心の弱さのせいだ。
さて、使わなかった会費の5000円はクリスマスのワインにしようかな。