昨夜も熱が38度5分だった。
こんなに高熱が続くのは、
どうやら悪性のインフルエンザに決まっている。
昨日は少し吐き気も襲ってきて不安だった。
おかげで食欲もなく節々が痛み、身体がふらつく。
使ったものをすぐに片づけられないので、
布団の周りにはタオルや鼻紙やチョコレートの箱、赤白とワインのボトル、
飲料水、お茶のペットボトルなどが散乱していてまるで事件現場だ。
というかウイルスの塊が散らばっているように思える。
きちんと整頓したいけれど、まだ身体を動かすのはよくない。
とにかくひたすら横になって寝ることに専念しよう。
寝てさえいればいつか熱は去り、身体は寝てはいられなくなる。
そんな中一日に二食ほどお粥を食べた。
おかずは全く食べられず、味のない白米が喉を通った。
日頃好物のポークウインナーなどもってのほかだ。
白米のお粥に梅干しで十分だった。
この献立が一週間続いても何の不足もない。
まだ食べられるだけ幸せなのだから。