朝早く電車に乗って出かける時は、
大体が朝食用におむすびを二つほど持っていく。
おむすびなら待ち時間に駅のベンチでそっと食べることができるし、
びっしりと握っているのでお腹も満たされる。
でも、先日はお米を炊くのをさぼってしまい、
朝ごはんに駅の構内で買うことにした。
都会の駅には改札内にも数件の店があって、
お弁当やサンドイッチなど様々なものが並んでいた。
おむすびも売っていたけれど、
いつも自分で作るのを買うのが躊躇われ、
悩みに悩んでサンドイッチ屋さんで買うことにした。
でも、それもたくさんの種類が並んでいて選ぶのに苦労した。
私は自分で作ることができるものはあまり買わない主義ゆえ、
普段は作らないだろうローストビーフサンドとやらを買うことにした。
白い角パンに挟まれた超薄切りのローストビーフとレタス。
二つ入って500円なりのサンドイッチはお腹の中で空気のように軽い。
ローストビーフが入っていたのかも分からず、何だか食べた気がしなかった。
自家製のサンドだったら二つでお腹が膨れるのに。
お店のサンドイッチとはこんなものかとがっかりし、
次の店でタラコと昆布のおむすびを二つ注文した。
朝ごはんにサンドイッチとおむすびを完食するなんて我ながら呆れたけれど、
そうでもしないとお腹がお昼まで持たない気がした。
おむすびは軽く握ってあってもお腹を満たしてくれる。
合計1000円と少しの朝ごはん、定食屋の方が安上がりだった。
やはり、始発で出かける時も自家製おむすびは必携だなと痛感した。
(写真上 拡大しているけれど掌に乗る大きさ 下 お腹いっぱいになる自家製パンのサンド)