今年も薬草茶のようなオリジナル茶を作ってみた。
材料はティーバッグだけが市販品であとは散歩の途中で見つけたクコや、
ドクダミの葉は独特な匂いがするけれど、体にはかなり良いらしい。
大昔からドクダミ茶として飲まれているのは、
薬効は知らないけれど根拠があるからに違いない。
何も効果がなければおのずと廃れていくものだ。
庭のドクダミは春から夏に至る所にはびこっていて、厄介な雑草でもある。
地下茎で増えるので根絶はできないけれど、
それを抜くのは意外と簡単で、あっという間に両手で持てないほどになる。
軸をまっすぐに引っ張ればストンと根から抜けてしまい、
軸につく根には泥がついていても、
茎はヒョロンと長いのでざっと水につけるだけで洗える。
それを笊に広げカラカラに乾かせばお茶っ葉だ。
ドクダミだけでは癖が強いので、
私は同じようにして作っておいたクコや、
もっと癖のあるレモンバーベナなどとミックスして、
火を止めてから紅茶で味を調える。
紅茶のせいかは分からないけれど、
癖のない仕上がりで何回でも飲むことができる。
朝に一日分を作って冷蔵庫で冷やし、
手を休めるたびにそれを飲んでいる。
今年もクーラーは滅多に付けず、
灼熱の日々をこれで乗り越えようと思う。