週末に仲間と山に行くので、
足慣らしのために朝早くに隣町のもみじ寺山に行ってきた。
朝から散歩など全くしない私だけれど、
しばらく身体に不調をきたしていたから足に自信がなかった。
少し鍛えておかなければならない。
それに一週間ほど前に友人とその山を散歩したとき、
大事な山の道具を忘れてきた気がしていた。
いくら探してもないので、もしかしたらと思って行ったのだった。
誰もいない初夏の緑の中をひたすら飛ばして、
ふたりで食事をしたベンチまで行った。
けれど、忘れ物がいつまでもあるはずがない。
友達に貰った大切なものだったけれど、きっぱりと諦めよう。
あの時はお喋りをしながら歩き、
ゆっくり食事を楽しんで往復3時間半ほどかかったのに、
今日はたったの1時間半だった。
底が何度も外れボンドで修理したハイキングシューズも大丈夫そうだ。
気を良くした私は、帰り道にラージヒルの第二ベンチにも寄って来た。
そこもいつもなら往復1時間半ほどかかるのに1時間弱で戻ることができた。
もちろん荷物のない空身状態のせいもあるけれど、
何となく身の軽さを感じて嬉しかった。
週末は山中でテントを張っての本格登山だ。
自信がないと参加する気にはなれないが、どうやら大丈夫な気がする。